俺等は家族

家族とは「同じ家に暮ら集団」と解釈をする方が正しいのだろうか?そう世の中では親が子を子が親を殺す様な事が有る


又家族の為に命をとした人も居れば家族を道具の様に使う輩も居る故に俺は思うんだよな「家族は血じゃねえ誇りと尊厳で成り立つんだ」そう思えてきて仕方がないね


そう俺は有るが儘に色んな所を旅に出た神様から貰える能力・・まあ世間で言う所の「天授の儀での特典」は神からの授かりものだが同時にアレは枷だね


そうそう言う風な人生と言う物を歩めるようにする為の枷だ俺が此の人生を一度疑問に持って平穏に暮らそうと山籠もりをしたが山籠もりをする度に体に痛みだとか疼きだとかが起きる


そう体に気を付けた今まで歩んできた俺の人生で体験をした事の無い痛みだった・・故に過去に居たような痛みを感じた事がある人が居るのかを歴史を知る為に街に降りた際に其の痛みが消えた


そしてまた山に戻ると此の痛みがぶり返した其の繰り返した故に之は此の山に戻ればこの病気に掛かるのか其れとも同じ場所に居続ければその様な目に会うのか


故にだ俺は今度は誰も居ない絶海の孤島に・・そう御前さん等の世界で言う所の「セントヘレナ島に相当をする島」に行って一人瞑想をして外部との関係を完全に断つ事をしても痛みを感じた


故に俺は悟ったんだ「過ぎたる力には代償を支払わなければ成らないのか」故に俺は雲の様な生き方をして居る否訂正をしていうなれば「その様な生き方をする様に神から命じられている」とでも言えば正しいのだろうか?


さて俺の身の上話はこの辺にして問題は目の前で落ち込んで居る甥御の事でも考えるとするかな・・そう「英雄殿の役割を背負わされている此の子」に関してな


さてと先ず最初に彼奴にこう述べた「御前にとっての双子の弟と言う物は何だ?」そう述べた理由は簡単だ「彼奴は御前さんの支援無くしては生きていけない弱い存在なのか?」そう言う意味合いで答えたのだ


故に彼奴は「そうだが・・だがシュバルツのあの別れ方は一方的なんじゃないのか」そう述べた


そうかやはり「自身のラスボスとしての役割放棄をする気満々で自身が其の思いを有言実行をした」と言う事なのか・・さてと「此の世界線でのラスボス役」と言うのは誰がやるんだろうなあ?


ああそうそう因みにだが俺はラスボス役と言う御大層な役柄に俺如きが出来る訳がねえなあ勿論「”現世ではの状況下の話”」と付け足すがな




























さてと此の話を見て居る俗に言う「第4の壁の向こう側から見て居る諸君」に対して話すがな之から話す事は戯言と捉えても世迷言と


信じられん話を挟ませて貰うが俺は目の前の甥御に殺されたことが有るのだ・・まあ”最初の世界線”でと付け加えるがな


そう俺は「アンタらの世界風」で言えば「逆行者」と言う存在だ俺が覚えて居る最初の役割はラスボスだ・・そう甥御の片割れが本来スベキ役割を俺がして居た


そう双子の兄弟が色々と堕ちた叔父の名誉を救う為に二人手を合わせて叔父を此の世の業から解放をすると言う内容だ


だからこそ其の時俺は甥御に殺されて気が付いたら又あの場面から始まって其れを複数回繰り返して此の人生に好い加減に嫌気しか無かったので役割放棄をしたんだよな


まあ其の結果が双子同士が死闘を繰り返す話に替わったんだよね・・さてと此の世界線では俺も双子の片割れも役割を放棄をした誰が其の役に就くか見ものだな

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