そして話が破綻した

話が破綻をしたそう繰り返して言うね話が破綻をした其れで一番驚いていた顔をしたのは神父様でも周りの人でも無い兄ちゃん其の人だ


そう兄ちゃんからすれば「自分がシナリオを此の本来あるべき流れ世界の話をもろに破綻をした」と言うべきなのか


だけど何故何だろう何で「僕は涙を流す行為」を今選んだんだろう僕は「”自ら選んだ事に対して後悔”」と言う物をして居るんだろう?


ああそうか「世界と言う存在が僕と言う物を消す事を受け入れた」から「苦しい役割からの開放」に喜びを感じて居るんだろうか


兄貴視点


俺の横には笑顔が可愛く「女の子なら色んな野郎どもが手籠めにしたいと思う存在」が可愛くスヤスヤ眠って居る俺は其の存在が生きていて続ける事に幸せを感じている此の思いに嘘も偽りもない


だが悲しいかな此の可愛い存在が物語の最後「修羅に堕ちて”双子の兄弟だった存在同士”が黄昏の背景で指しで戦う」と言う流れに成るだろう故に此の「ヒューマニアと言うゲーム作品」はある意味カルト的伝説のゲームシナリオに成ったんだ


故に此のヒューマニアと言うゲーム作品の素晴らしい点は何だと聞かれた多くの人はこう答えるだろう「素晴らしき人間の信念を賛美する作品」そう答えるだろう


俺の弟はある意味神に愛され神に嫌われている存在かも知れない今の俺の名前も目の前で寝ている弟も謂わば「コインの裏と表」そう言う関係なんだよね


そうだからこそ俺は双子の兄貴として誇りに生きる様に努力をした「原作の世界線での主人公所謂外側の此奴」は目の前の弟の事を如何思って接していたのだろうか


そう多分だが「自分の栄達の為に犠牲に成ってくれた存在・・だが接し方が悪かった事で最後は後悔の涙を流した所謂覆水盆に返らずを体現した存在」とでも言うんだろう


だからこそこの作品は鬱が多き作品と評価をする事も出来ると掲示板にコメントを書く人も存在していたんだよな


だからこそ目の前の双子の此の子を俺は守りたいと思いたいし此の事の関係が「光と陰の関係」じゃなくて「此の子にも幸せに成って欲しい」と言う思いも俺には存在をする


故に此の子があのシナリオで述べた有名な作品屈指のセリフ「光ある所に必ず影が有る何故だかわかるか?多くの存在が一つの物を其々別の存在と判断を下したからだ」此のセリフをあの優しく可愛い目の前の此の子がそのセリフを吐くと思うと


「その様な事をさせない」その思いを決意をして俺は此の日にある意味では「始まりの運命の日」に赴いたんだ


そう此の日から此の話の「”双子の兄弟の愛憎劇と其れに巻き込まれる人が織りなし群像劇の出発点”」が此の日に行われるんだ


だから「兄弟よ俺等は二人で一つだ」だから無茶な真似はするんじゃないぞ之は双子の兄の我儘でしかないが俺は失いたくないんだよ

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