第2話告白たーいむ?
夕暮れになり
「
「菊池君ごめんねこんな時間に」
「菊池くぅん、僕ね、ずっと君が気になってたんだよ!!」
いや、最後は要らんだろうという顔をしながらやっと名前の出てきた彼、
そして大いに驚く。
一人は
一人は
一人は誰だかよくわからんし
幼馴染の彼女、
それもそのはずうち二人は通常花高嶺の花だったからだ。
しかし何かの奇跡でどうやらラブレターの差出人で有るようだ。
後、見た事もない男子は語る必要もないだろう。
「菊池健一、私はあなたが気に入ってるわ! 私と付き合いなさい!!」
豊田涼子はストレートにそう言い放つ。
黒髪長髪の美人で長身巨乳、成績優秀スポーツ万能、気立ては良くて芯が強い大和撫子を体現したような、いや、少々奥ゆかしさは欠けているがそこがまた作者好みと言うか。
とにかくいい女だ。
「き、菊池君、ずっと好きだったの私と付き合って下さい、お願いします!」
本田明美はそう言って頭を下げる。
ふわふわの髪の毛で先端が少しくせっ毛の有るゆる可愛系の美人でやはり巨乳。甘いフェイスは上目遣いされれば落ちない男などいないであろう守ってあげたい女の子ナンバーワン。これもなかなか作者好みだ。
やっぱりいい女だ。
「もうね、僕我慢出来ないんだ、菊池くぅうん♡」
そう言ってなぜか腰を突き出す変態は長身でなかなかガタイが良いくせして肌白、青髭、七三にきっちりとわれられた髪型の間から菊池健一のお尻に猛禽類のような目を向ける危ないやつ。なんとなく小指を立ててくねくねする。作者でなくても寄りつきたくない奴だ。
とにかく危険臭いっぱいの
おお、神よこの青年に祝福あれ。
一生に一度でいいから女の子に言われてみたい事を今この瞬間この彼、菊池健一は味わっていた。
天から光が降り注ぎ小さなキューピットは彼の周りを飛び交い彼は号泣する。
「それでは二人ともお願いします!」
菊池健一は
「ちょっと待ってよ!」
しかしここで待ったの声がかかったのであった!
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