第17話 梅ホチ+ベジうそ コラボ配信(前半)


 画面に馬の耳と尻尾を生やし…茶色の髪に白いメッシュがあり、身長155㎝の可愛らしい女の子と、白い耳と尻尾を生やし…白い髪に、細い髭が横に3本生えており、身長が170㎝のクールかつ可愛いらしい女の子が並ぶように映った。


 『こんばんヒーン! 皆が大好き、馬の獣人 梅1.00ホーチュンスだヒーン! そして〜!』


 『ヤッホー! 皆! ベジタリアンのかわうそこと、ベジうその登場だぞー!! いぇいいぇい!!』


:こんばんヒーん!

:ヒーン!!

:ベジうそちゃ〜ん!!

:待ってた

:ワクワク

:今夜はどんな、てぇてぇが観れるのか…。


 『毎回思うんだけどさ、ベジうその挨拶ってアホっぽいよね』


 『何でそんな酷いこと言うの〜!!』


:否定はしない

:言ってやるなよ…

:ベジうそも一生懸命考えたと思うぜ…?

:大丈夫、アホっ子は愛される。

:ま、まぁそうだな。


 『ほら、子馬ちゃん達も思ってたみたいだし』


 『嘘でしょ!?』


:嘘嘘(棒)

:もう何も言うまい

:黙秘権を行使します

:ベジうそ…ごめん。

:(´・ω・`)


 『ほら、そんな事より早く進めようよ!』


 『えっ!? ベジうそのせい!? ベジうそのせいなの!?』


:早くー

:早くしろよベジうそ

:待ち疲れた

:まだ?

:ベジうそ…何て不憫な…


 『はい。遅いからベジうその代わりに、私が進める! 今日は◯イクラで、2人で虹を作っていくよ!』


 『あ〜! ベジうそが言いたかったのにぃ〜!!』


 『遅いベジうそが悪い!』


 『ブゥ…』


:はい可愛い

:あざとい

:それでもいい

:もはや声だけで、頬を膨らませているのが分かる

:ベジうそは分かりやすいからな


 『とりあえず、先にログインするからねー』


 『えー! いっせーのーで! で同時にログインしようよ!!』


:草

:ベジうそは絶対に連れションするタイプだな

:草

:俺も一緒に行きたい

:欲望に正直な奴がいて草


 『ん〜と、まず結構前に作った花畑に行って…七種の花を集めてこようか。ほら! ベジうそ行くよ!!』


 『はぁ〜い』


:ベジうそが尻に引かれている件について

:まだ分からんぞ?

:だな

:どゆうこと?

:ベジうそは、雑談でこそ輝くのだよ

:お、東京ドーム並みの花畑に着いたな

:何度も見るけど、これは凄いよな…


 『さ! パパッと集めるよ!』


 『はぁ〜い…。そういえばさ』


:お

:きたな(ガタ)

:反撃か?


 『ベジうそが、渡した情報は役にたった?』


 『ファ!?』


:ファ!? 頂きました

:ビックリ顔頂きました

:可愛い

:リアルでは言ってんのかな?

:リアル? 何を言ってんだ? ここが俺達のリアルだろ


 『ちょっとベジうそ!! ここで聞かなくてもいいじゃん!!』


 『え〜! せっかくベジうそが調べた情報を渡したんだから、きになるじゃ〜ん 皆も気になるよね?』


:何の情報かは知らないけど気になる

:情報はよ

:吐いて楽になろうぜ?

:ゲッヘッヘ…

:治安が悪くて草


 『嫌!!』


 『むむ…』


:これは長い戦いになりそうでゲスな…

:お互いに睨みあってても可愛い

:でも、ベジうその方が身長が高いから、心なしか押してるように見える

:情報…食事 人物 地域?

:もしや…男か!? 許さん!! 俺はてぇてぇ以外許さんぞーー!!

:おおおおお落ち着けけけけ

:お前がな?

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