2019年秋アニメを見て思ったこと

蒼風

「蒼風の創作小噺」掲載分

0.はじめに

 自分は暫く「深夜アニメを見る」ということをしていませんでした。いつくらいからだろう……2016年の冬アニメ辺りから何を思ったのか深夜アニメの一話を片っ端から見て、視聴を継続するか、切るかを選択していくという事をしていたのですが、その後微妙なものを見せられ続けて嫌気がさしたのが多分その年の秋辺りなので、まったく見なくなってからはおよそ二年から三年でしょうか。


 その間アニメはほぼチェックせず、ラノベは元から数が少なかったこともあってゼロになり、漫画も続きを買うかどうか程度で、ゲームは言うに及ばずという感じで、読む方は余りしない期間(書く方はまあまあしていましたが)が続きました。


 そんな自分がまた、思い立って一話を見て、吟味するという事をしました。その感想に関しては概ね『作品感想取り扱い室』に纏まっていますので。興味があればどうぞ。作品の評価ごとに並んでいますが、一作品を除いて2019年秋アニメの一話感想となっていますので探しやすいかと思います。


 で、本題。一体何故そんなことをしようと思ったのか。


 答えは簡単。「いったい現状はどうなっているんだろう」。それを探るためです。


 今、出版業界やアニメ業界は苦しい話ばかりを聞きます。あちらが苦しい、こちらが苦しい、大変だね、どうしたらいいんだろうね。そんな話は聞こえてきますが、実のところどこが問題でどうしたらいいのか。その辺りについての議論はあまり行われていないような気がするのです(真剣に議論している人が居たらごめんなさい)。


 ただ、議論するにあたってもまずは現状を把握することが必要です。と、いうわけで取り敢えず手始めに「深夜アニメの一話をざっとさらって、その感想を書いてみよう」という考えに至ったわけです。その感想自体は『作品感想取り扱い室』や自分のブログに纏まっていますので、興味がある方は個別に見ていただくとして、今回はざっくりとした「全体を俯瞰した感想」を書いていきたいと思います。創作論として一作品を打ち立てるほどでもないと思ったので、こういった他愛もない、でも一応重要な思考を取り敢えずまとめる場所として本稿を作ってみました。次回以降の続きが出てくるかは分かりませんが、取り敢えずお付き合いください。



【参考】

『作品感想取り扱い室』(URL:https://kakuyomu.jp/works/1177354054889478908

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