第7話 もふもふパラダイス【午後】
第6話の続きとなります。ぜひ第6話の方を読んでからお読み下さい。そして、前回と同じですが注意書きがあります!!皆さんが楽しんで読めるように注意がありますのでお読み頂いてから読んで下さい。
※今回の内容はコロナウイルスについて触れる部分があります。苦手な方や嫌な思いをする方は読むのをお控え下さい。また、今回の話しは作者の想像と実際にある場所を書いておりますので現実と異なる部分もあることをご理解下さいますようよろしくお願いします。長い文になってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。それでは本編をお楽しみ下さい。
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『ふぅ…ご飯美味しかったなぁ~♪』
パンダの竹草弁当とパンダちゃんソフトを食べて私は満足だ~♪次はどこに行こうかな!!マップを広げて悩む。
やっぱり種類が多いよなぁ…約350種類2500もの動物達が暮らしているんだ!!それぞれを観察してたら回り終わらないのだ。
とりあえず、絶対に見たいのがハシビロコウとアイアイのすむ森かな?う~ん…でも子獣館、熊の丘、アフリカの動物、ホッキョクグマとアザラシの海、ゴリラとトラの森、ゾウの住む森も見たい。
悩んでも時間がもったいないよね?てか悩んでる時間があるなら1分1秒でも多くの動物を見たい。
よし!!ハシビロコウを見に行こう~♪それで通る道に他の動物達がいたら写真を撮ろうと決めた。
『ハシビロコウちゃん待っててね!!』
私はハシビロコウを見に行くのであった。
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私はハシビロコウを見ている!!本当に動かないーー!あのギロとした目がたまらなくカッコいいよね。
そして、突然動き出すと意外と速いことに驚くのよ!!動くのは突然だから写真におさめるのはとても大変。
『動かないかな~♪』
ためしにハシビロコウに話しかけてみた。
『動いているぞ?』
『えっ??どこが???』
ハシビロコウさんから返事がきたが、いったどこが動いているのかわからなかった。
『動いてるの??』
『ほら?動いているだろ!』
じっーと見つめるがどこも動いてない!いったいどこが動いているだろ。
『羽が動いてるだろー!』
『えっ??』
いわれてみれば少し風で動いているような…気がした。
『わかりにくいよ~!!』
『ふん、まだまだ甘いな』
ハシビロコウに甘いと言われた…他の人も気づかないと思うけどなぁ!!さっきまでカッコいいと思っていたが顔がどや顔に見えてきてた。
『また挑戦しろよ』
めっちゃ上から目線で言ってくるよ~!今度来る時は当ててあげるんだから!!と私は決意した。
『あっ!写真撮らないとね』
『おっ!撮るならカッコよく撮ってくれよな!!』
あれ、このハシビロコウさんもしかしてちょろいんですか?撮ると言った瞬間キメポーズをしてくれた。
『カッコいい!!』
『そうだろ!そうだろ!!』
ハシビロコウさんは私がおだてるたびに様々なポーズをしてくれたのだった。
ふっ、ハシビロコウさん動いた写真撮らせて頂いた!!ハシビロコウさん修行が足りませんよ。
『つい動いてしまった…あの女!恐るべし』
その日はいつもよりハシビロコウさんが動いたと話題になったのだ。
『今日はよく動くハシビロコウだね?お母さん!!』
『えぇ…そうね??いつもは微動だにしないのにね』
『こんな動いたハシビロコウの写真は貴重だ!!アルバムにしなくては』
『なんでこんなに動いたのかしら?私たち飼育員でもわからないわね!』
『えぇ、不思議ね』
ハシビロコウを見にきた親子やハシビロコウをおいかけている写真家の人…そして、プロフェッショナルの飼育員も驚いていた。
さぁ、次はアイアイのすむ森に行くぞ~!私は周りの声なんて気にもせずスキップして行くのであった。
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アイアイのすむ森ではアイアイやフォッサ、キツネザル類などマダガスカル島に生息する動物達がいるのだ。
マダガスカルって言ったらやっぱりあのアニメを思い出す!!踊るのがスキスキってあの音楽が頭の中に流れてきた。
『今日は見れるかな??』
大きな木の家にはたくさんの動物達がいた!!目がうるうるして大きくて可愛いよね~♪それにシマシマの尻尾が特徴的だと思う。
近くにワオキツネザルがきた。
『可愛い~💕』
今日は何回も!!可愛いって言ってるんだろう…しょうがないよね??だってみんな可愛いんだもん。
『写真撮らないとね~!』
さすがに…ダンスをしている姿は撮ることは出来なかったが、抱き合ってるワオキツネザルを撮ることが出来た。
その後はホッキョクグマやアザラシなど…たくさんの動物達を見ては写真におさめた。
『ふぅ…久しぶりに歩いたから足が痛いなぁ!!でも、たくさんの動物が見れたから満足だ~♪』
園内にいる動物は全て見ることが出来たから、お土産ショップでパンダのクッキーとハシビロコウのクリアファイルを買って私は家に買えるのであった。
『明日から学校だけど…頑張ろう!!』
動物達からたくさんの元気と笑いを貰ったから頑張ろうと決意するのであった。
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