小さな伏線が様々なところに散らばっており、物語が進むにつれ、それらが少しずつ繋がっていく。
それは、物語として普通のことだが、この物語は何かが違う。
何が違うのか、何に惹かれるのか……。
読み進めないと面白さが解らないというのは致命的かもしれないが、この物語は『それでいい』と思えてしまう。
個人的に、ではあるが──
スキマ時間でちょこちょこ読みするよりも、しっかりと時間を取って読みたい。
そう思わせられる作品だ。
静かで、何にも邪魔されない空間で、物語の中に沈み込み、個性的な登場人物たちと蛇足ちゃん独特の世界観に浸り、溺れたい。
完成まで先は長いとのことなので、ゆっくりと待ち続けようと思う。
ひとこと紹介ではあんな風に書かせてもらいましたがとくに、学園モノとかではありません(笑)
でも、とにかく【不思議】これがキーワードなんです!!
あくまでも私個人の読んだ感じですが、あまり見ないタイプの異世界ファンタジーで、さらに、ちょっと難解なぶぶんがあって、読んで一瞬「ん?」ってなって考えてしばらくして「あ!なるほど。こういうことか!」ってなる部分が多いかなという印象です。でも、描写がとても丁寧なので読みにくさはあまり感じず、ゆっくり読み進めればこの作品の面白さを噛み締められるかなと。
ところどころ出てくるプリンにも注目すると面白いかもしれませんよ(?)
ぜひ皆さんも読んでみてください!!