第11回 この世界は平等に「不平等」ですよ、というハナシ

 平等なんてものは理想であって現実ではないのに、不平等であることに文句を言う人のなんと多い事か(私の視界内で)。



 生んでくれた親も。

 生まれ落ちた土地も。

 育った周辺の環境も。

 得意なことや苦手なことも。


 何もかも。

 そう、何もかも、全員違う。当たり前。


 この状況で平等とか無いから。

 平等に「不平等」な世の中ですから。

 諦めて「不平等」の中でせめて自由を満喫して生きて行きましょう。



 ――余談ですが、この日本という極東の島国に、それも人間として生まれた時点でSSRですからね? わかってますかそこらへん。


・戦争は無い。 ※地政学的リスクはある。

・発砲事件も無い。 ※一部地域を除く。

・自販機がそこら中にあっても中のお金が盗まれたりしない。 ※一部地域を除く。

・デモが少なく、暴徒が少ない。 ※一部地域を除く。


 ついでに、今現在は、島国であることが爆アド(すごいアドバンテージ、という意味です)。海に囲まれていることが不法移民をかなり抑制できている。


 地続きの欧州や米国は大変ですね。

 デモやらテロやら移民やら。


 とはいえいい事ばかりでもない我が国ニッポン。

 いつまでたってもムラ社会。連座制、五人組が適用されて密告万歳。

 まあ、かつての悪習は私たちの世代で断ち切りたいですね。



 余談がエラい長くなりましたが、「不平等」を嘆く前に、自分の手の中にあるものを確かめてみましょうよ、というアレです。説教臭いですね。何様でしょうか。はい、オジサマです。


 というか、他人を羨ましがってる暇があったらさっさと前に進みましょうぜ。

 私は先に往きますので。


 オチは特にない!(いつもの







 





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