魔王に姫がさらわれて勇者が助ける物語ができるまで2

渋谷かな

第1話 世界観降臨!

 イースとシンディは日本の孤児院で育てられた。おまけにフレッドも。

 イースとフレッドは剣士見習い。

「僕は騎士になる! 日本国の国家騎士になって、公務員になって、シンディと結婚する!」

「何を!? シンディと結婚するのは俺だ! 俺だ! 俺だ! 倍率10000倍の国家騎士になるのは、この俺だ!」

 イースとフレッドの夢は日本国の国家騎士、公務員になって安定した収入を確保して、シンディと結婚することだった。

「微妙に現代社会を異世界ファンタジーにくっつけないでよね。それに私には結婚する相手を選択する自由があるんですから。アハッ!」

 シンディはシンディで逞しく育っていた。

「シンディお姉ちゃん! 遊ぼう!」

「はいはい。洗濯物を干し終わったらね。アハッ!」

「やったー!」

 シンディの屈託のない明るい笑顔は孤児院の年下の子供たちのお母さん替わりであり、みんなから好かれていた。

「いいな、シンディ。」

「ああ、実にいい。」

 イースとフレッドはシンディに憧れるように恋していた。

 つづく。


 世界観というよりは孤児院の初期設定ができたという感じ。タイトル付けは最後の方がいいのかもしれない。500字程度のワンシーン、ワンシーンであれば意外に簡単に書いていけるかもしれない。

 つづく。

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