翌日、私は予め有給を取っていたので、昼まで寝て、昼食はコンビニ弁当で済ませようと寝ぼけながら玄関に行くと、玄関ポストにハガキが入っていた。

それは、高校からの友達の美加からの結婚式の招待状だった。

美加とはテニス部の同期で春の県大会のダブルスで準優勝した時の事を、今でも会うと語り合う仲だ。美加のウェディングドレス姿、絶対綺麗だろうなあ。

私は早速、出席のところに○を付けて返信した。

結婚式当日。私は由美の結婚式の時に着たドレスに少しアレンジをして出席した。

披露宴は盛大に盛り上がりった。二次会では、高校の友人達も多く来ていて、昔好きだった同期のケンジくんも来ていて最初はドキドキしてたけど意外に話が合わなくて、なんだかみんな変わっちゃったなあ。と少し寂しくなったが、私もたぶん変わったかもしれない。結局そのままお開きになって、私は帰り道、人は変わらないもの？それとも、変わるもの？と独り言を酔いに任せて、ぶつぶつ言いながら家路についた。