調子こいてた僕の幼馴染達が痛い目にあった
仲仁へび(旧:離久)
01 僕の性格分かってるだろ
僕には幼馴染が二人いる。
一人は、馬鹿。恰好良いからって言って、自分の就職の希望を騎士にするようなやつだ。
もう一人はお嬢様、真面目で心優しいけれど、ちょっと天然が入っている。性格がまっすぐすぎるのが問題だ。
そんな二人に挟まれて育った僕は、背負わなくてもいいような苦労を背負う羽目になった。
だってあいつら放っておいたら、どんどんとトラブルに首突っ込んでくんだ。
誰かが尻ぬぐいしてやらないと、今にとんでもない事になるぞ。
そんな面倒な幼馴染達は、たまにとんでもない不運を招き寄せるからいけない。
今日も馬鹿とお嬢様が、
「ヨルン、魔物が大量発生してるみたいなの。討伐しておかないと被害がでちゃうわ」
「ヨルン、ちょっと腕なまってるから、魔物討伐いってくる。来るよな」
とか言ってる。
何でもうお前ら、俺にそんな事いってくるんだよ!
僕の性格分かってるだろ!
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