朝からR15な私と彼
鷹月のり子
第1話
日曜の朝から中学3年生同士のカップルな私と彼はベッドの上でイチャついてる。
パンツとブラジャーは脱がさないで。
という約束を律儀に守ってくれるから安心して身をまかせられるの。
そっと彼の手が制服スカートの中に入ってきて、腿を撫でてくれるのが気持ちいい。
家を出るとき日曜でも制服の方がママも安心するかと思って着てきた。今は高校受験も終わった自由登校期間で、彼とは近所だけど小学校区は違って中学で出会って毎日の登下校のうちに仲良くなった。
自然と仲良くなったから、私からも彼からも告白っていうのはなかった。
近所の公園でキスしたのが明確な始まり。
遊びじゃないよね?
不安で少し責めるように質問した私へ、
美香のこと好きだから。
って拓磨くんが答えてくれて嬉しくて涙が出た。
それが一年前。
今ではキスなんて挨拶代わり。
制服を脱がされてパンツとブラジャーだけになった私はいろんなところにキスされ、そしてペロペロ舐められる。
「きゃん♪」
とくに腋の下を舐められるのが、くすぐったいのに気持ちよくて好き。
まだ中学生なんだからエッチは自重して下着は脱がない。
だから、耳、腋、お臍、足にキスしてくれたり、指で撫でてくれたり、温かい舌で舐めてくれたり。
「…ハァ…あんっ…気持ちよくなってきちゃった。ずっと腋ばっかり舐めるから私、もう性感帯になっちゃったよ。昨日、風邪気味でお風呂に入らなかったから、汗臭くないかな?」
「美香の匂い、好きだよ」
「…もぉ…恥ずかしいんだよ……匂ってるとこ舐められるの」
慣れたとはいえ、私は恥ずかしくて顔が赤くなるのを感じた。彼は私の匂いが好き、私も彼の匂い大好き。
「美香、パンツの上からなら、触っていい?」
「うん……いいよ…」
指で一番恥ずかしいところを撫でてくれながら、腋を舐められると私はイったみたいになってしまう。
「んっ……んっ………あんっ……あんっ…」
私たちは、まだ15歳、イチャついてるけど一線は越えてないからいいよね。
彼の両親と弟くんは剣道の試合で不在。
だから、彼の部屋で私がエッチな声を漏らしても大丈夫。
日曜の朝から、夕方まで。
キスし合って舐められて、ずっと愛し合う。
「高校生になったら美香とエッチしていい?」
「うん。でも、コンドームはちゃんと着けてくれる?」
「ああ」
私たちは別々の高校へ行ってしまうけれど、男子校と女子校だし、近所だし、帰宅部志望だし、きっと放課後が待ち遠しいはず。
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