第445話 ドライブデート後
海織とちょっとドライブに行った日の夜。
帰って来るなり俺と海織は七菜に捕まりまして……。
うん。今日という日はまだ終わらないみたいです。って七菜絶対待ち構えていたでしょ。とかまあ俺がいろいろ思いながら片付け。カバンなどから荷物を出して片付けていると……。
――ピンポン。
うん。ちょうど今。七菜が俺の部屋へと来たとこである。
インターホンが鳴りまして……ね。まあ予告通り七菜登場ですよ。あれだけ来ると言って来なかったら来なかったで気になるというが……まあいろいろ言いたくなるが……予定通り。いや予告通り七菜はやって来ました。
「七菜ちゃん確保ー」
ちなみにインターホンが鳴ると同時くらいに既に片付け。着替えを終えていた海織が玄関へ……っていつ着替えた?というレベルに早業を海織はしていた。うん、。俺全く知らなったというか。気が付かなかった。って……確か2人ともリビングに居たはずなんですが……どうなっているでしょうね?俺が見ていない間に……後ろで何かが起こった?とか俺が思っていると――。
「いやいや宮町先輩。いきなり抱きつかないでくださいよ」
まあとりあえず――七菜が俺の家へと来るとすぐにクッションを抱きしめるように海織が七菜のところへと飛んで行き抱きしめていた。
「七菜ちゃん気持ちいいからね。もふもふ補給だよ」
「クッションじゃないですよー!?」
「いいからいいからー。って、あっ、そういえば七菜ちゃん晩御飯食べた?」
「もう食べましたけど?」
「ならゆっくりお話しで来るね。楓君。飲み物飲み物」
海織はそう言いながら七菜を抱いた状態で座ったのだった。
俺はそんな2人を見つつ……。
「……ここお店だっけ?」
うん。俺はそんなことをつぶやきながら……。
既に2人は寛いでらっしゃったので……七菜は捕まっているので寛いでいるかは……微妙だが。まあ嫌がっている感じはないので大丈夫だろう。と俺は思いながら。
冷蔵庫や棚を確認して……いや、何があっちゃかな?と思いましてね。
まあとりあえず暖かい飲み物でいいかな?ということでお湯を沸かして――封の開いている紅茶があったの紅茶を淹れて、海織と七菜のところへと行くと……。
まあそこからは七菜の本日の報告会ですね。はい。
オリエンテーションでのことをいろいろと聞きました。
そうそうちょっと七菜の話を聞いている時に懐かしい感じがありましたね。うん。
あー、そういえばそんな感じだったな。そんな話聞いた気がするな。途中あの教壇?に立っている先生は何謎なカタカナ言葉ばかり話しているんだ?マジで何を言っているんだ?とかあったなー。とかね。
いろいろちょっと思い出していた俺だった。
俺がちょっと昔の事を思い出している間も話は進んで……。
「意外となんかいろいろな人に声をかけられたので、いい感じに過ごせました。まあめっちゃ男子が絡んできました。大変でしたよー。いろいろお断りするの」
みたいな話がありまして――。
「そうそう履修登録?でしたっけ?なんか……話を聞いたけどイマイチで……ヘルプです。普通になんかホームページ?とかいったらできるんですか?あと単位?ってどれだけ取れるというか。どれくらい1年間で取った方がいいんですか?とにかくわからないことたくさんです!」
という事がありまして……うん。
まあそうだよな。既に経験済みの先輩が隣の部屋に居るんだから、1人で悩んでいるよりいろいろ聞いたら楽だよな。うん。七菜は行動力のあるすごい子。とか俺が思いなが聞き。俺と海織が答える。必要に応じてパソコンも開いて……という時間がありまして――。
まあ俺の家に七菜が来てしばらくは普通に会話をしていたのだが……うん。多分七菜は本当に聞きたかったことはちゃんと初めに聞いてから……雑談にへともっていったみたいだった。
ある程度大学のまあ履修登録やら学校生活関係のことの話が終わると……。
ちょっと七菜の雰囲気が変わりまして……まああれだね。リラックスモードというか。雑談モードみたいになりまして――。
「ってことでー、まさかのお昼の時間に白塚先輩に捕まりましてー。ちなみになんか一緒に居た周りの女の子たちは白塚先輩を見ながらキャーキャー言ってましてね。なんで私は既に先輩と知り合いなの?的な話が始まりまして……一時質問攻めにあいました。そしたら白塚先輩もなんかノリノリで会話始めちゃいまして――。もうめっちゃ疲れました!あと――――」
…………うん。
主に柊の行動に対するクレームが始まったのだった。
多分……サークル関係やらなんかで大学に柊が居たのだろうと勝手に俺は思いつつ……ってその話を聞いていた海織が「よし。沙夜ちゃんに報告しよう!」みたいなことを途中で言い出しまして……うん。
その後海織と七菜が俺の部屋で斎宮さんと電話を始めるということになりまして……。
まあ簡単に言えば。家に帰ってきても大変でした。ということだよ。
うん。今もまだ2人は電話してるし。なかなかお電話は終わりそうじゃありません。
俺は――途中から執事かな?
今はおかわりの飲み物。次は日本茶を淹れているところです。はい。
……これいつ終わるのかな――と日本茶を淹れながら思っている俺だった。うん。今夜は遅くなりそうです。
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