case9
「そうだったんですね。お客さんは優しい心を持ついい方だな、きっと親御さんも喜ぶと思いますよ。そうだ!!もしよろしければご自宅までお送りした後に、下で待ってましょうか?すぐプレゼント買いに行かれるなら、再び駅までお送り致します。その時は私の心を暖かい気持ちにしてくれた感謝の気持ちとして、無料でお送りしますよ。」
私は嬉しくてね。ついそんな事言ってしまったんです。そしたらお客さん喜んでね。
「本当ですか!!すぐプレゼント買いに行きます。本当に嬉しい。有り難う御座います!!運転手さん優しい方で良かった。」
気のせいかお客さんの目元から涙みたいなのが一瞬見えた気がしたんですよ。もう、本当に喜んでましたね。
そうこうしてる間にお客さんの自宅が見えてきたんです。
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