case7

 「す、すいません、お客様・・ちょっと目眩がしてしまって・・」


私はこの原因不明な身体の異変に困惑しました。なにがなんだかわからなくて。


 「運転手さん、エンジンだけは切らないでおいて・・」


怯えきった若者はそう言うと、携帯をいじり出してどこかに電話をかけだしたんです。


 「もしもし!俺だけどヤバイ事になっちゃったんだ・・」


どうやら他の友達らしき人に電話したみたいです。聞いていたら霊感がある友達みたいで、その若者に電話口で車の周りに結界を張るように指示を出していたみたいなんです。

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