第32話お風呂で

「ぅ・・ん・・。あっ・・。」

何か変な感じ。

この前より何か気持ち良くなるの早い。

指が出し入れされて膝がガクガクとなりそう。

「大丈夫。ちゃんと支えてるから。」

アキラさんは背後から俺を片手で抱き締めて首筋にキスをした。


抱き締められた手は乳首をキュッと摘まむ。俺はそれにもビクッと反応した。

乳首も気持ち良い。

「アキラさん。何か・・このままいっちゃいそう。」

身体が過剰反応してる。


でも、アキラさんに入れられてイキたい。

「もっ・・入れて・・・。」

「うん。俺もしたくて限界。」

アキラさんはスリスリと勃った自分のモノを俺の尻に擦り付ける。

俺を愛撫しただけでめっちゃアキラさん元気。


何か嬉しい。


「ゆっくりするからね?」

軽い違和感・・だけど・・・。


身体がビクッとなった。

「そこやばい・・・。」

アキラさんが狙った様に俺の良い所を突いてくる。


「ジュン。」

あっ・・・。もう出そう・・。

「ごめ・・出るぅ、、。」

快感に耐えられ無くて身体をガクガクさせながらイってしまった。


「大好きだよ。ジュン・・。」

耳元で甘く囁かれながらアキラさんがまたゆっくり動き始めた。


「あっ・・・。」

何も考えられなくなる・・。


風呂場に響く自分の喘ぎ声に少し照れもあったけど。


余裕無し・・・・・。


繋がった所から聞こえるヤラシイ音と俺の声。


「ジュン・・。一緒に・・。」

アキラさんの動きが激しくなってきて俺は壁に手を付きアキラさんに支えられて身体を震えさせて果てた。


中・・・熱い。


「アキラ・・。」

チュッとキスをして抱きついた。


「ジュン。ジュン・・・。」

アキラさんは何度も俺の名前を口にして優しくキスをした。


幸せ過ぎる。


やっぱりこの腕の中は安心する。


「大丈夫だった?久しぶりだったし。」

「うん。気持ち良過ぎた。」

そう言うとフフっとアキラさんは笑う。

その笑顔がエッチの時の顔とギャップがあって可愛くて。

俺も思わず頭を撫でた。


湯船に2人で浸かる。

「和むねー。」

「うん。ストレスが全部無くなった気分。」

本当にイチャイチャとエッチで発散した感じ。



「髪乾かしてあげるよ。」

アキラさんが風呂上がり、座ってと微笑んだ。

髪なんて美容室とか以外、人に乾かしてもらうなんて無いからちょっと照れる。

「至れり尽くせり。ありがと。」

「いいよー。やりたかったし。」


ドライヤーの温風とアキラさんの優しい手がやたら気持ち良い。


その後はテレビを見て1本だけビール飲んで。


「寝ようか。明日もあるし。」

「うん。眠い。」

まったりが本当に心地良い。


寝室はシンプルにベッドと棚とクローゼット。


「あんまり広くないけれど。」

どうぞっと隣に寝る様に促されてベッドに潜り込んだ。

セミダブルのベッドは俺は小柄だからアキラさんと2人で寝るのにはそんなに狭くない。


「幸せ。」

思わず心の声が漏れる。


「俺もー。ジュン。」

チュッっとおやすみのキスをして。


「おやすみ。」

「おやすみなさい。」


アキラさんと抱き合う様に眠りについた。


アキラさんの体温が気持ち良い・・・。


ゴールデンウィーク、本当に色々あったけど。


無事に解決して良かった。


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