第2話 神崎千夜
ピピッピと目覚まし時計が鳴る
「…あぁぁぁもう朝かー」
そう言って目覚まし時計を止めた
「ああそういえば今日は入学式かー」
突然だが自己紹介をしよう。俺の名前は神崎千夜、この春から国立白銀学園に在学する高校2年生だ!!この世界には超能力や異能力といった特殊な力を宿した人間がいる。そいつらを『落とし者』と呼ぶ。なぜそんな呼び方かとゆうと、今から約20年ほど前に宇宙から謎の隕石が大量に降ってきた、その影響で世界中の国が一時期大変な事になったのだった。それから約半年後超能力や異能力などといった特殊な力をもった人間が現れた!
それがさっき言った『落とし者』なのだ!!
国立白銀学園はこの日本に存在する『落とし者』達が通う学園の一つで、『落とし者』はこの学園に通わないという選択もできるのだが、その場合は特殊な施術によって能力を封じられるのだ。まあそんなふうにしないと大変な事になるのだから当然といっちゃ当然なんだがな。まあせっかくの能力をわざわざ無くす奴はほぼいないからあくまでそうゆうのがありますよ~っていうただのお飾りみたいなものなんだがなー。
「さてと、朝飯食って学園に行くかー」
そう言って制服に着替え朝食のスクランブルエッグを作って、食べたあと歯磨きして家を出た
「ああいい天気だなー」
今日は雲一つ無い晴天だった、絶好の入学びよりだ。
「おーおーい!!千夜ー」
名前を呼ばれ振り返ってみた、そしたら後ろから二人の少女が走って来た。
「ああ、結月と夜空か」
天川結月と夜空この二人は俺の幼なじみの双子の姉妹だ。
「おはよーう千夜!!」
「千夜おはよう」
「ああおはよう。」
二人とも絶世の美少女といっても過言ではないほどの美貌をもつ少女だ。結月 常闇のような漆黒の 艶やかな黒髪を腰まで伸ばしていて、琥珀色のぱっちりとした目をしていて、夜空は結月と同じ漆黒の髪をポニーテールにしていて、ややつり目の琥珀色の目をしている。
「ねえ千夜!?」
「んあなんだ結月」
「新入生ってどんな子がいるのかな!?」
「さあしらねーな」
「可愛い子がいるのかなー」
「たぶんいるんじぁねー」
「千夜は興味ないの?」
「べつに興味ないわけじぁないぞ」
「そうなの?」
「ああ俺だって年頃の高校生だからな」
「まあ確かに千夜はすごくえっちだから」
「どういうことだよ、夜空」
「そのままの意味」
「そのままって?」
「だって千夜やめてって言ってるのに激しくするから」
「ああたしかにそうだよねー千夜って」
「いや…それは…その…」
「 フフフ」
「冗談だよ千夜」
そう俺はこの二人と肉体関係をもっている。はじまりは中学2年の夏休みだ。あのときの俺はある事件を切欠に変わってしまった。
そして、変わってしまった俺を自分たちの体を差し出してまでもとに戻してくれたのがこの二人なのだ。
「そうか」
そう言って千夜たちは歩きはじめた。
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