淫売令嬢と金貸令嬢、処女しか乗せない聖天馬 〜飛んで聖天馬〜

南野小路

私が可愛過ぎるのがいけないんだわ

 鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは「私」?

 なあんて。


 私は世界で一番美しい。

 世界で一番、可愛らしい。

 知っている。うん、知っているわ。


 それこそが事実。

 それだけが事実。


 乙女は鏡の前で笑顔。

 髪、鼻、瞳。そのどれもが昨日と同じくらいに整っていることを確認してから。

 唇、胸、腰。そのどれもが明日も同じくらいに輝くだろうことを確信してから。

 彼女は社交界への扉を開ける。


「さあ、行きますわよ。今宵はどんな素敵な殿方に会えるのかしら」


 そこが彼女にとっての戦場だった。


 美しき華には棘がある。というのは帝国の上流階級が集う社交界では当然の真理である。しかし、棘があろうとそれを愛でることこそが貴族の本懐だ。


 親たちは自身の嫡子に相応しい結婚相手を探そうと血眼になり、子どもたちは豪華絢爛な一夜の宴を舞台に自分という華をこれでもかと飾り付けて誇示する。男も女も真に派手やかな衣装に身を包み、荘厳な音楽、芳しい美酒に溺れ、狂うように踊る。


「ご来賓の皆様、本日は我が娘、エリザベスの十八回目の誕生パーティにご臨席たまわり誠に感謝いたします。どうか今宵は贅の限りを尽くした一夜を心ゆくまでお楽しみください」


 プロフィトロール伯爵の一声で楽隊が演奏を始める。

 緩やかなダンスミュージック。

 手を重ね合わせた男女が楽隊の奏でるリズムに合わせて、ホールの中心で綺麗な円を描く。とんてんたたん、とん、たたん。ステップを刻む。身体を揺らす。


 素晴らしきこの夜の主役はプロフィトロール伯爵の長女、エリザベス・ミギナ・プロフィトロールその人だ。


 エリザベスもホールの真ん中でポルカを踊る。

 その手を取るのは帝国第五皇子。時代の寵児ともいうべきプロフィトロール家の長女と、皇子のカップル。今日、この時に限っては他の貴族の嫡子たちも二人の引き立て役にすぎない。




 ーーそのはずだった。




 しかし、上流階級の若人たちの眼を奪うものは別のところにあった。

 理性を奪うような香りを持つ美華。

 その美しさは棘どころか毒を持つ華といってもいい。


 イチ、ニ、サン。イチ、ニ、サン。くるっと回って、礼。

 拍子に合わせて足踏みすれば、その度に周囲の人々が息をのむ。


「ああ、美しき我が姫よ。貴女はまさに社交界に舞い降りた綺羅星。天空の神々が連れ戻しに来る前にワタクシめが遠くへさらってしまいたい」

「お上手ですこと。どうか、私がお空へ行ってしまう前にさらいに来てくださいませね」

「たとえ美の女神であっても貴女の前では恥ずかしさに顔を覆い隠すでしょう。僕をその美しさで溺死させてください」

「うふふ、面白いお方ね。でも、そんな女神様に対して失礼なこといっては駄目よ」

「ジェーン姫。どうかこちらを――」


 花蜜に誘われた蜂蝶のように、男たちは次々と彼女の元に跪き甘い言葉を残していく。


 その華の名はジェーン・マナカ・プロフィトロール。

 帝国貴族のプロフィトロール伯爵家の次女。誕生日を迎えたパーティの主役エリザベスの実妹だ。


 父譲りの透き通るような碧眼と、母譲りの華奢だが存在感のある肢体。美しく染め上げられた金髪からは絶えず艶やかな香りを漂わせている。

 気安く触れたら枯れてしまう、そう感じてしまうほどに、儚げな美しさ。淡雪のごとき肌は一抹の不健康さも感じさせないほどに清らかだ。


 大陸一の美姫と人が呼ぶ。

 十五歳の少女らしい内側から弾けんばかりの生命力を感じさせる笑顔。それとは対称的な由緒ある伯爵家令嬢としての優雅な身のこなし。

 ジェーンはその美しく整った手に男たちからの祝福の接吻を受ける。


「みなさん、ありがとう。私、舞踏会が大好きだわ。手を取りあって踊れば、幸せが胸の中から湧き上がって弾けるの。そうでしょ? こんな素敵な夜がいつまでも続けばいいのにって、そう願ってしまいますわ」


 ジェーンは愛していた。

 社交界を。貴族の舞踏会を。すべての人を。

 ジェーンは愛して欲しかった。

 父に、母に、姉妹に。すべての人に。


 彼女が動けば人波は揺れる。まとわりつく蝶を払う姿さえも美しい。踊るように身をよじり、父親の元へと駆け寄るジェーン。


「御父様、今宵のパーティはとっても楽しいわ。だって、大陸中から素敵な殿方がいらっしゃってるんだもの!! 陸軍大将閣下の御孫様や、帝都病院の跡継様にもお声掛けいただきましたのよ!!」


 ジェーンは父伯爵の隣にぽすんと腰掛けると、その腕を抱き込んで話す。


「そうか、それはよかったな」

 父伯爵は困ったような顔に眉尻を上げた。


 プロフィトロール伯爵は帝国随一の豪傑として知られる。三十年前の紅玉戦争での大活躍の後、帝国内の敵対勢力を駆逐、先代皇帝の寵愛を一身に受け、現在は帝国の外交を一手に引き受ける立場にいる。

 そんな豪傑もジェーンの前では欠片の威厳もない。いつもはぴんと張っている口ひげも心なしか萎んで見える。


「もう御父様ったら、どうしてそんなつまらなさそうな顔しているの? 何か心配事でもありまして?」

「……私のことはいい。ただな、お前――」


 父伯爵がいいかけたとき、すっと脇から別の男が顔を出す。


「麗しきジェーン姫。どうかワタクシとダンスを」


 見れば、そこには英雄彫刻を切り出したかのような整った顔があった。

 貴族の嗜みである剣術で鍛えられたであろう二の腕と、何よりジェーン好みの逞しい胸板を持った青年だ。


「あら宰相閣下のご子息様ですわね。光栄ですわ。喜んでお相手いたしま――」

「ジェーン!!」


 青年の手を取ろうとした瞬間、父伯爵が我慢できないといった具合に大声を上げた。


「な、なんですの、御父様……?」

「お前は――ああ、みなさん申し訳ない。どうかジェーンと二人にしていただきたい」


 父伯爵はそういって周囲の人々に離れるように促す。いつの間にか父と娘を囲むように青年たちの壁ができていた。渋々といった具合に男たちが距離をとったところで、父伯爵は優しく諭すように語りかけた。


「ジェーン、今日は何の日か分かっているな。お前の姉エリザベスの誕生パーティだぞ。それを何だお前。まるで自分が主役かのように振る舞って。姉さんに対して失礼だと思わないのか?」

「あら、もちろん承知していますわ。ですから、今日の衣装だって、ほら見て、流行の青ではなくって緑色を中心にコーディネートしてますの。どうかしら? 私的にはこの胸のリボンが良いアクセントになってると思うのだけど」

「ジェーン……」きゃっきゃ、とドレスの裾を持ってくるりと回るジェーンを前に、父は頭が痛い様子。「お前の中ではエリザベスに気遣いしたつもりなのかもしれんが、現にお前はエリザベスより目立っているじゃないか。みんなお前に夢中だ……」

「ヤダ、御父様。夢中だなんて、そんな照れますわ――」


 ジェーンは赤面する。それにさえ父伯爵はため息をつかざるを得ない。


「お前は何だ。そんなに男が好きなのか? 男をとっかえひっかえして」

「ま、イヤラシい御父様っ!! とっかえひっかえだなんて!?」くすす、とジェーンが笑う。「私はそんな不実な女ではありませんわ。運命のお相手を探しているのよ。いつか私だけの素敵な『王子様』と幸せな家庭を築くの。でもね、御父様、今は昔とは違いますのよ。女だからってお人形みたいに声をかけられるのを待っているだけでは、幸せを逃してしまいますわ。ですから、私はいろんな殿方にお声をかけるし、かけていただいたお声はどんなものであろうと絶対に無視なんかしませんの。それだけですわ」

「ジェーン様」


 そこにまた別の男が間に入る。


「皇子殿下!?」


 それは先ほどまでホールの中心で姉とダンスをしていた第五皇子の姿だった。二十歳を少し超えたほどの青年。綺麗に磨かれた白い歯を見せてきらりと笑う。


「どうか私と踊ってはいただけませんか?」

「ええ、殿下、喜ん――」

「ジェェェェーン!!」


 ドン、とサイドテーブルを叩きながら叫ぶ父伯爵の声に、さすがのジェーンもぎょっとした顔をする。


「この色狂いめ!! お前というやつは発情した雌犬でもあるまいに。男に誘われればほいほいと誘いに応じるんじゃない!!」

「め、雌犬だなんて!! 御父様、そうはおっしゃりますけど、皇子殿下のお誘いを無下にお断りすることなんて私にはできませんわ」

「殿下も殿下です。こいつの姉の、エリザベスとはどうしたのです?」

「御父様――」


 困惑顔の皇太子の後ろから、エリザベスが顔を覗かせた。

 主役ということもあって会場内で最も上等な衣装に身を包む。アイボリーカラーのドレスに紅蒼様々な宝石が鏤められた髪飾りが光る。首元にきらり光る金剛石はこれを求めて戦争が起こるほどの一品。


「いいのです。どうか妹を責めないで。私が悪いの。私にジェーンのような魅力がないのがいけないのだわ。顔の造形だって、スタイルだって、何一つ妹に勝てない私がいけないんです」

「エリザベス、そんなことをいうな。お前は十分に、十分以上に美しいではないか。悪いのはこの色呆けのジェーンだ。こいつに少しばかしの良識があれば、お前こそがこの中の誰よりも輝いていたはずなんだ」

「そうですわ。御姉様。御姉様はちっとも悪くないのよ」

「ほら、ジェーンもこういっている」

「悪いのは御姉様ではなくって――」


 ジェーンは至って真面目な顔をしていう。




「――私が可愛すぎるのがいけないんだわ」





 ジェーンの言葉に、父伯爵もエリザベスも周りの貴族達も一様に固まった。


 ジェーン・マナカ・プロフィトロールは本人の言葉を借りれば「恋に恋するお年頃」であった。

 彼女は自分自身の美しさを最大限に理解していた。そしてそれにこれ以上無いくらいに磨きをかけてきた。いつか幸せを手に入れるために。素敵な殿方と結婚するために。


「……ああ、ジェーン。お前というやつは。もう私が何をいっても無駄のようだな」父伯爵は一息に酒をあおるとグラスをサイドテーブルに叩きつけた。「となれば、この父にも考えがある」


 父伯爵は執事に何事かを囁いた。


「ど、どうしたんですの御父様。急にそんな怖い顔なされて……」


 執事はちらりとジェーンの顔を見てから深々と礼をした。まるでご愁傷様、とでもいうかのような表情にジェーンは不安を覚えた。

 まもなくジェーンが良く見知った顔を連れてきた。


「あら、マハット先生」


 その人はマハット・リョウ・エクレアだった。

 いつもは魔法士らしいローブを着込んでいる彼だが、今日は珍しく黒のタキシードに身を包んでいる。二週間に一度、プロフィトロール家にやってきて魔法学を教える家庭教師。ジェーンも姉のエリザベスも長年彼の指導を受けている。野暮ったい外見からはそうと見えないが魔法学界では著名な人物だ。


「やあ、ご機嫌よう。ジェーンくん」

「ご機嫌ようマハット先生。御父様、先生をわざわざ呼び出してどうしたっていうんですの?」

「お前は黙っていろ。先生、以前頼んでいた件、正式に進めてくれ」

「……閣下、よろしいのですね?」

「ああ、今日の娘の態度で私も腹を決めたよ。こいつのためにも頼むよ」


 先生と父伯爵との間でされている会話の意味をジェーンは把握することができなかった。父がいう、以前頼んでいた件というのにも全く心当たりがない。


「ちょっと、いったい何の話ですの?」

「ジェーン。マハット先生が士官学校で教鞭を執っているのを知っているな」


 知っていた。マハットは士官学校でも腕利きの教師だということ。

 士官学校とは帝国軍の養成学校。騎士や魔法士など様々な兵種の候補生たちを教育する機関。

 父伯爵は士官学校で魔法学を教えるマハット先生を二週間に一度、屋敷に招いていた。英才教育のためならば謝礼は惜しまない。噂によればマハット先生への月謝で軽く軍馬が一頭買えるという。


「もちろん知っていますわよ。こう見えても優秀な魔術師先生だってことも」

「『こう見えても』はひどいですよ。ジェーンくん」

「で、それがどうしたっていうんですの? あ、もしかして魔法学の先生が交代するってお話?」 


 それなら少し寂しい。マハット先生には小さい頃から魔法を教えて貰ってきた。

 でも交代するっていうんなら仕方ない。今度はもっと若くて格好いい人なら嬉しい。


「ジェーンくんには、来月から士官学校に入学していただきます」

「……へ?」


 シカンガッコウ? ニュウガク?


「な、なんのお話……ですの?」

「お前を我が家には置いておけんということだ。この屋敷から出るんだ」

「屋敷から……出る?」

「士官学校は全寮制です。入学となれば当然ジェーンくんには学生寮で生活をしていただくことになります」


 ガンッ、とジェーンは後頭部を思い切り殴られたような衝撃を受けた。


「ま、待ってください御父様!! わ、私が士官学校に!? 全寮制!? 士官学校って、あの、騎士になるための学校ですよね!?」

「ああ、そうだ。正確には帝国軍に所属する人材を育成する機関だ。騎士だけではなく、魔法士や医者、法学者の養成所でもある。私も若い頃はあそこで軍学を学んだ」

「で、では、御父様方は私を士官学校へ送って、何になれというの? 魔法士、それともお医者さま?」


 帝国貴族の子女にとって武術、馬術、それと魔術は必ず身につけるべき能力だとされている。貴族とはそもそも封建領主に他ならず、自分の所領、そして帝国の領土を守るための技能は必要不可欠なものであった。


 女児であってもそれは変わらず、ジェーンも物心つくときから剣を振り、馬に乗り、魔法書を読み解いていた。マハット先生に魔法を習うのと同様に、大陸中から呼び集められた著名な教師陣によって最高の英才教育を施されてきた。

 しかしそれは決して軍人になるためではなかった。

 貴族としての嗜み。立派な貴族になるために。父や先生たちの期待に応えるために。そのための努力は怠らなかった。

 もちろんそれは愛されるため。人に愛されるための努力だった。


「いいや、違う。お前が入学する学部はここだ」


 父伯爵はマハット先生から受け取った紙束をそのままジェーンに手渡してみせる。恐る恐るといった具合に、震える手でそれを受け取るジェーン。


「『入学許可証。ジェーン・マナカ・プロフィトロール殿。貴殿を帝国士官学校――航空騎兵学部への入学を許可する』……。コウクウキヘイ……、航空騎兵……、ってもしかして聖天馬騎士!?」


 聖天馬。

 それは白い毛色で額には大きな角が生えた軍馬。人語を良く解し、風のように早く走ることができ、勇敢で、恐れを知らない種族。背中には鳥のような翼が広がり、高く空を飛ぶことができる。

 聖天馬に騎乗し、槍を振るう乙女を『聖天馬騎士』と呼ぶ。


「ジェーン、お前は聖天馬騎士になるんだ」

「ま、」三日三晩水を飲んでいないかのように喉が渇いて声がうまく出ない。「待ってください、御父様、せ、聖天馬騎士にだなんて、私」

「安心しろ。お前は優秀だろう? 入学は無試験だが、なあに、親の七光りだなんて言わせないさ。剣術も槍術も馬術も、しっかり鍛錬してきただろう? ああ、聖天馬に乗った経験が無いのは心配せずともいい。それは他の学生も同じだ」

「ち、違います!! 私が言いたいのは勉強が不安だとか、そういうことではないのです!! だって聖天馬騎士ってだって――」


 清らかな乙女しかなれないんでしょう!?


 それは声にならない悲鳴だった。

 そう、聖天馬騎士は女にのみ認められた職業だった。それも若く、美しく、汚れを知らない乙女のみが。


 聖天馬は処女しか乗せない。

 本来、天使が如き神聖を持った聖天馬は、人に従うことはない。飛龍とも縄張りを争い戦うほどに強かな幻獣を乗りこなすなどできるはずはないのだ。


 しかし、清らかな乙女だけはその例外である。乙女の前だけ、聖天馬は頭を垂れ、膝を折り、その膝の上に頭を置き眠りさえする。


「そうだ、聖天馬騎士になれるのは本物の乙女だけだ。上流階級の淑女のみが聖天馬に騎乗する資格を持つ。清らかな乙女たちだけが一所に集まり、士官学校でその技術を身につけるのだ」

「そんな、御父様。わ、私にはできません!!」

「な、お前まさか――!?」


 ジェーンの言葉に父伯爵は驚愕の顔を浮かべる。

 か、勘違いしないでください!! とジェーンは首をぶんぶんと振る。


「違いますわ!! 誓って、私はまだ清らかな乙女ですわ!!」

「『まだ』!?」

「揚げ足をとらないでください!!」ぐい、っと父に顔を寄せる。「私は社交界が大好きですのよ。御父様。殿方とお会いして、ダンスして、楽しくお話するのが何よりの喜びなのです。それが聖天馬騎士になど、とても私には向いておりませんわ。だって聖天馬騎士になっては殿方と恋ができませんでしょう……!?」

「もう遅い。今夜のことで分かった。お前は風紀を乱しすぎる!! 社交界を殺す毒だ!!」


 ぴしり、と父伯爵は言い切る。

 別の大陸の言葉では国を滅ぼすほどの美女のことを、傾城というらしい。その美貌で城を傾かせてしまうからだ。歴史上、美女が原因で国が滅びたことは数多くある。心ある人が政治をする以上、そこに性と愛が影響を及ぼしてしまうことはどうやってもさけられない。


 ジェーンは国を滅ぼす美女になってしまう。その才能がある。それを何より父伯爵は感じていた。


「士官学校を卒業しろ。そして立派な聖天馬騎士になれ。その後ならば、お前の人生だ。何でも好きにしていい」

「御父様……っ」


 絹製のハンカチーフで目元を押さるジェーン。

 今宵は素敵なパーティだったはずなのに。


 たくさんの素敵な殿方に触れ、好意を向けられ、愛をささやかれることが自分の幸せなのに。なんでこんなことになってしまったんだろう。ああ、ああ。


「ごめんなさい……。御父様ぁ、エリザベス御姉様ぁ!! 可愛すぎてごめんなさい!! 美人でごめんさい!! 私が綺麗なのがいけないんだぁ!! うわぁーん!! どうか許してください、美少女はもうやめますから、追い出さないでぇぇぇ!!」

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