創作のネタ探し
朝山力一
大人のペン字練習帳(副題:小説とは)
はじめに紹介する作品は、ドリルです。
(早速、創作のネタではないのですが、小説とは何か、について紹介したいと思います)
この本、とある古本屋で100円でした。
ひらがなから、般若心経のなぞり書きまで、いろいろ練習できます。
正式名称は『書き込み式 大人のペン字練習帳』ですが、一切、書き込みがなく、お得な買い物をしたと思います。
私も、書き込まずに、方眼紙で、まずは、ひらがなを練習しています。
小説は、パソコンやスマホで書いている方がほとんどだと思いますが、
(漫画の手書きは聞いたことありますが。小説を手書きで書いても、文字の個性とかで、小説は評価されない、はず)
プロットはボールペンなどでノートに書いてます。
モダンな人たちは、アイパッドとかを使って、デジタルにかっこよく、参考画像とかを入れながら、プロットを作り上げているのでしょうか。
そういったツールの使い方で、アイデアのまとめとか、ストーリー展開のよさに差がでそうな気もしますが、私は、アナログな手書きで、字が下手なので、ひらがなから練習したりしています。
この練習帳に、コラムが掲載されており、一つここで紹介させて頂きたいと思います。タイトルはずばり、文学史のニューウェーブ「小説」、です。
“当初、小説とは話の展開と主人公の性格が必然的にかかわっているものだとされ、メインとなるテーマや登場人物の個性と、話の展開が密接に関連していることを要求されてきました。しかし、二十世紀に入ってから『贋金つくり』のような自由な小説が登場するようになり、今では何をもって小説とするかは、一概には言えなくなっているようです。
小説はまだ若い文学。人の一生に例えるなら、今はちょうどやんちゃ盛りなのかもしれませんね。”
抜粋:
書き込み式 大人のペン字練習帳
谷蒼涯(たにそうがい)
当初、とは十七世紀をさしています。
私のプロットは、テーマやキャラ設定、そして、世界設定を軸にストーリーを考えておりましたが、それらが密接に関連している状態が、つまり小説なのだそうです。(そうだったんだー。これを読むまで知りませんでした)
贋金つくり、という小説を私は知りませんでしたが、著者のアンドレ・ジッドという方はノーベル文学賞を受賞されたそうです。このくらいの地位にないと、型から外れた“自由な小説”なんて書いてはいけないのでしょうね。
出版不況なんていわれますが、小説にはまだ伸びしろがありそうで、なんだか嬉しい一文でもありました。
なおプロットの書き方は【カクヨム小説創作オンライン講座】を参考にしています。(https://kakuyomu.jp/works/1177354054887505986)
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