10話 太陽の騎士、日輪太閤、太陽の研究者
太陽の騎士、日輪太閤、太陽の研究者
飛べない! まさかの此処を守っているのが操られている皐月だった。駆逐艦皐月と文月が無いはずなのに、なんで発動するんだ! 機銃が2つだけ置いてあるのは、どういう事? もしかして、あの機銃のせいかな?
「皐月! 目を覚まして、いや気を失っててかな?」
そして、大天守の真ん中を陣取っている、大男が強すぎる! あいつヤバイ! 何がやばいって、動き、力強さ、固さが人間のそれじゃない、動きだけなら、人の三倍もある。
「それにしても眩しい! なんでこの大天守、太陽が射しているんだよ!」
武工といつも差している魔化を使って戦っているけど、かなりあの斬撃を食らったら、二本で防御しても、吹き飛ばされる。当たらないように飛ぼうにも、皐月の機銃により恐怖感に襲われる。どうすれば……。そして、コッソリ天守閣に向かった皐文は大丈夫かな?
皐文のターン
天守閣に登る階段を上がって、天守閣が見えたところで、壁にショートカットを張り付けて、少し降りて、外にでる。そして、天守閣の上に登り階段の逆側から、天守閣をのぞき込む。
「ほう忍びか面白い、此処に攻めてきた奴らとは違うのであろうな」
げっ、ばれてる。仕方ない降りるか。
「ほう少女か、つまらん。お前ごときにやられるわけがない。清正、正則相手をしてやれ」
「「ははっ」」
何処からともなく現れた、男二人。めっちゃ強そうだね。でも、何とかしないとね!
「ふむ、他の場にも、援軍を送ってやろう。地下には蜂須賀、前野、山中、秀長を、大天守には、黒田、後、残った七本槍を配置だな」
このままじゃ皆、やられちゃうね。なら、さっき貼った、ショートカットの線を目線でなぞりつつ忍び刀を構える。よし、これで、ショートカットを起動出来たよ。
式のターン
うそ、まだ増えるの? きついわ。しかもなんかいきなり、虚空から現れたし。
「ふむ、これは日輪太閤からの援軍だな。だが、いらないな」
学者風の男が舌打ちをして、そんな言葉を吐いたが、召喚された2人は反応せず、
「おい、前野、あいつは何処だ?」
「そうだな、蜂須賀。あの方がいらっしゃらない」
「そうですね、あの者が居ないのはあり得ないと思うのですが、来てませんね。まあいいでしょう、わたくしたちだけで、この者たちを倒しましょう」
完璧此処で終わったわ。ああ、こんな事ならこの世界に来るんじゃなかった。太郎太刀をしっかり構えつつも絶望した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます