Resentment

prologue

 あるバッドエンドの主人公


 光り輝いていたんだと

 その竹林の中で、その竹だけが


 妙に思って切ってみりゃ、こりゃさらに妙なこと

 中には光り輝くような美しさの赤ん坊がいたんだと


 連れて帰って老夫婦で育ててみりゃ、たったの三ヶ月で大人になっちまって

 色んな人が求婚したけど、みんな主人公の出す難題をクリアできなかったんだと

 そんな中でも、とある人とだけはちょっと良い関係になって、文通したりしてたんだと


 ところがある時から、月を見ては悲しむようになった主人公

 訳を聞いてみりゃ、なんでも自分は月の住人で、もうすぐ帰らなきゃいけないんだと

 そんなことはさせまいと、当日は大勢の兵士が集まって迎え撃つことに


 ところがどっこい、空から雲に乗って降りてきた奴らに対して、みんな動けなくなって、誰も何も抵抗できなかったんだと


 月から来た奴らは、そんな地上のみんなに暴言吐きながら、主人公を乗り物に乗せちまったんだと



 

 酷くない? 酷いよねえ!




 そうしてそのまま、月に連れて帰られてしまいましたとさ!


 めでたくなし、めでたくなし!







 一方こちらのバッドエンドの主人公


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 めでたくなし、めでたくなし!

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