第16話 繋いだ手を離さないで

#呟怖


寒いね。でも繋いだ手が温かいから平気


「行かなきゃ」


え、どこに?

何でもない路地で、突然変なこと言い出す彼。最初は笑っていたけれど


「呼ばれてる、呼ばれているんだ」


手を引きその先に進もうとする。すごい力で


いや!


私は思わず手を振り払った


振り向いたあの顔が、忘れられない








ご愛読ありがとうございました。


この小説では、皆さまからのテーマも募集しております。勉強のためにもなるべく採用していきたいと思いますので、コメント等でお気軽にお寄せください。

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