だらだらする彼女をからかったら可愛すぎた

@kucheat252

第1話

僕の名前は赤城秀介大学2年生

森山愛夏という彼女もいるリア充


高校時代告白し僕にも遂に春がきて最初は初々しいカップルだった


しかし、最近はお互いに慣れてきているため最初の頃ほど緊張もなくなった


それが影響してか前は僕の前では優等生だった愛夏も夏休みの現在堕落した生活送っている


そんなところも見せてくれるようになったのは、仲がよくなった証拠だと思う


だけど……


「これ洗濯して」

「ポテチとって」

「漫画とって」


だらけすぎだろ


洗濯してって言いながら目の前で脱ぐな

それと下着は自分で洗え


ポテチや漫画くらい自分でとれよ

布団から丸1日出ないつもりなの?


そんな感じで2週間も続いた


「秀、お昼作って」


最近はさらにエスカレートして来た


「はい、お昼」


「ありがと」


「さすがに布団から出てきて食べて」


「いいじゃん、こぼさないし」


はぁ、そろそろ我慢の限界だしやり返していいよね


「ねぇ、愛夏」


「どうかした?」


「最近だらけすぎじゃない」


「いいじゃん別に、秀だっているんだし」


「君は言わないとダメなタイプだから容赦なく言うけど」


「ん?」


「最近太ったよね」


「!?」


「ほら二の腕がこんなにぷにぷにだし、前より太もも前よりむっちりしたよね」


「そ、そんなことないよ」


「ホントに?お尻だってこんなにだしお腹だってこんなにぷ「わぁー、聞こえない聞こえない」


「もう、往生際が悪いんだから。じゃあ体重計乗ってみようか、それで分かるよね」


「ちょっと待って、話し合おうじゃないか」


「もう2週間くらい待ってあげてるんだから待たなくてもいいよね」


「お、お願い体重計だけは勘弁してください」


「だーめ」


「嘘だ」


「ほら行くよ」



そうして無理やり体重計にのせた結果


「うわぁー、たった2週間で7キロ増えてる」


「だらけすぎだよ」


「うぅ、女の子として恥ずかしい」


「こんだけ体重変わってるんだからきずかなかったの?」


「確かに最近服とかきつかったような今も体が重たい気がする」


「このまま夏休みが終われば学校でどう思われるのかな?」


「ヤバい、このペースだと学校登校日には63キロ位になっちゃう。」


「あだ名がデブになっちゃうのかな?」


「それだけは阻止しなければ、こうなれば今日からダイエットだ」


「じゃあさっき食べたお昼ご飯を思い出して」


「えっと、ラーメン」


「その時器おっきくなかった?」


「ま、まさか」


「そう、最近昼ごはんまで作らせてくるからだんだん量増やしてわざと太らせてたんだよ」


「バカー、そのせいでこんなに激太りしたじゃん」


「だらけすぎなのが悪い」


「そんなぁー」


「ほら、早くダイエットしないと体重元に戻せないよ」


「うぅ、死にたい」


「死のうとしたらもっと太らせるから」


ヤバい今回の件で彼女の泣き顔が可愛すぎるもっと太らせて困らしたくなるじゃん


美味しいご飯の作り方でも練習するかな

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