『特殊装甲隊 ダグフェロン』の赤本 要するに副読本
橋本直
第1話 『女渡世人の日記帳』①
場所は、遼州同盟本部のある東都の外れ豊川市の録音スタジオ
正式名称 遼州同盟会議・遼州同盟司法・治安局 遼州同盟保安委員会 直属実力行使機動部隊
書類上の通称 火盗(かとう)
アメリア・クラウゼ少佐(所有汎用巡洋艦「ふさ」艦長、禿死ね)の補足
綽名
ランが原因関係
「特殊な部隊」(「な」が入っていることに注意) 東和国内ではこれで通じる
指定暴力団 豊川組 (ちっちゃな任侠ことクバルカ・ラン中佐がやくざの組事務所の上の階に住み着いているから。当然入隊が認められるとランと盃を交わすことになる)
人類最強飼育セット ランは呂布なので人類最強。呂布なので神でないと勝てないぐらい強い。ただ、呂布と違い環境を整えないと良い環境に移動し住み着く可能性がある。
最適環境 通天閣の下の新世界 繁殖する危険性がある なんでも坂田三吉になりたいらしい
カラオケができる環境になると3曲最初に歌わせてくれと言ってくるが、良い人なので断れない
「人生劇場」 「王将」 「唐獅子牡丹」
一説には赤いちっちゃな魔法少女ではないかと言う説がある。あれと違ってゲートボールはしない
ランの別名の恥ずかしい奴
リトル任侠、ひよこ脳、義理と人情の二ビットコンピュータ(電卓)、でかいゴキブリ
録音開始
司会;神前 誠 以降 誠
とりあえず主人公 理科大卒 理系脳の持ち主
ある力があるという事らしい
完全に詐欺にハメられた状態で選択肢も与えられず入隊
天性のツッコミの持ち主
メガネのアレと違って剣術道場の跡取りにしてはがたいがでかいし一人っ子らしい
ゲスト:「汗血馬の騎手」(永遠の8歳児)ことクバルカ・ラン中佐 ラン
人類最強映画:勝新太郎 座頭市 が大好きだという事で
ランの好きな映画音楽:「おてんとさん」歌:勝新太郎
ラン:アタシはクバルカ・ラン中佐だ。心の中はまだまだ勉強が足りないがな、渡世人は常に勉強しなきゃなんねーんだ、まだまだだな
誠:なんか、珍妙な生き物がいますよ、ここに目閉じてます
ラン:そんな変だとは思わねーけどな
誠:変だよ!あんた!今の格好で普段歩いていたら珍妙な生き物だよ!今の格好!読者に説明してやる!雪駄(せった)履いてんだよ!ボロボロ和服のようなものと、三度笠の出来損ないみたいなのかぶって
ラン:雪駄……アタシはいつもこれだぞ(と言って雪駄を見せる)
誠:そんなの履いて日常を送ってんのはあんただけだ!
ラン:人はいずれこの形にたどり着く……そう思わねーかい
誠:思わねーよ! それとそこにある長いのなんだ!
ラン:杖に見えるだろ(抜いてみせると杖を抜くと仕込み杖であることがわかる)この時は目を閉じる
誠:あのーなんで目をつぶるんですか?
ラン:そして襲われたら『斬りたくねえ』と繰り返しながら
誠:襲われたら……襲うよりこの珍妙な生き物、写真を撮ってネットに流すに決まってるじゃないですか。で?目を閉じて……妙なセリフを言うんですね襲われたらどうするんですか?
ラン:そりゃあ構えるとこのセリフを言えば大概は『ちょっといいですか?』と言われる
誠:……ってそれお巡りさんですよ
ラン:そうするとアタシみたいな達人になるとな、斬るべき敵が見えてくる
誠:なんで斬るべき敵ってどこに……
ラン:そうすると枯れ葉が落ちてくる。そして枯れ葉を切る。『片手念仏逆さ斬り』だな
誠:抜くんですか!斬っちゃうんですか!
ラン:「枯っぱさんかい……」と言って仕込み杖を戻す
誠:なんで枯葉を……
ラン:うちは警察官でもあるわけだから、遼州では武器持っていいことになってんだ
誠:なんか、拍手とか起きてなかったか
ラン:起きてたけど……いやあ、世間に顔向けできねー渡世人なのにな不思議だ
誠:あんたの行動をアメリアさんが観察してるんだ。安全だって知ってて面白だっているんだ
ラン:奴もいつの日にか分かってくれるってことだな
誠:いいよもう。刃物を持ったヒーローが仕方なく人殺しをする映画が好きだって言いたいんだろ?一言で言えよ、ちんちくりん
ラン:それは違う、意外と寅さんも好きだぞ、アタシは
誠:はいはい、それもコスプレ……そうじゃないな、この「義理と人情の二ビット電卓」はそのまま一週間ぐらい出勤してくるからな。この格好で
ラン:だって、オメー等の出勤記録の決済とらなきゃ。それが渡世のつらいところよ
誠:もういいです。この人は「好きだ」と言うのに最低これぐらい理屈を後付けしないといけないめんどくさいひとなんです。まともに見えるのは相手に義理立てしているだけです
ラン:そうやって勉強すればいずれは、「あっし」のようになれるよ、勉強しな
ランのテーマ 古賀政男作曲 「人生劇場」 歌:村田英雄
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