子どもにうたう歌

 子どもをあやすとき、歌をうたうことがあります。

 そうしてうたってみると、自然と、これまで出会ってきてとってもとってもうつくしいなあと思ってきた曲がでてくるといいますか――そのうつくしさに、あらためて気づいたりします。


 音楽が好きで、やるほうはあまり向いていなかったと思うのですけれど聴くほうはずっとずっと好きでしたし、いまも好きです。


 最初はまあ赤ちゃんだし鉄板かなと『ゆりかごのうた』をうたってみたのですが、やっぱりこの曲、すっごくうつくしいですね。私も幼いころうたってもらった記憶があります。子どもにも、(嫌がられないかぎりは)うたっていきたいです。


 それからは、なんとなく、おもむくままに『赤とんぼ』『アンパンマンのマーチ』『紅葉』『少年時代』『Tomorrow(合唱曲)』などなど歌ってまいりました。

 ……赤ちゃん向けではない曲もあるいは入っているのかもしれませんが。自分がうつくしいと思うものは、子どもにもひとまずとりあえずはこの世界で出会ってほしいと、この表現がゆるされるならばですが与えたいのだなと思いました――この世界にはうつくしいものがたしかに存在して、音楽も、その尊い尊いひとつですね。


 昨晩は、せっかくなので、これまで子どもに歌った歌をひとつひとつプレイリストにまとめてみた夜でした。


(2021年10月9日 21:15)

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