柳の一年

 新年最初の近況ノートです。お世話になってます、柳なつきです。

 さて、2021年、令和3年、はじまりましたね。今年はどんな年になるのでしょうか。こんな年にしてやろう、と具体的に思い描くことは、私は苦手だったりしますが、でもやっぱりすこしは考えてみて――いままで通りにいつも通りに、自分なりに、すこしでもいいから、すすめる年にしたいなあと思っております。

 ただ、今年は今年で、昨年以降の事情というものがありますので――なかなか自分の意志や気持ちだけでは、という面があるのも、もちろん重々承知しておりますので。抗うところは抗いつつ、受けるところは受けつつ、みたいな。

 今年も柳のように生きていきたいです。


 柳、というペンネームを自分につけたのは、いつも訊かれると答える通り中学のころ友人に「おまえは柳のように柔軟でいいよな」と言われたこともあるのですが、やはりよくよく考えると、柳のあの感じが好きで、あこがれがあったんだろうなあと思います。うっとうしいんだけれど、どこか涼やかな感じ。私が「そうありたい」のに、なかなか「そうあれなかった」ものなので、やはりそこを目指そうと自分自身にこの名をつけたのかもしれないです。


 柳に風。

 柳に雪折れなし。


 今年も、そんなふうに生きていくことを目指せたらなあ、などと思っております。



 さて、年末年始でした。

 多めに更新してみたのですが、いかがでしたでしょうか。

 お読みいただきましたみなさま、ほんとうにありがとうございます。


 今回の年末年始は、私も夫も年末はぎりぎりまで頑張り、年始に比較的がっつりと休む、という感じで過ごしました。夫も私ももちろん仕事ややることがありますけれど、もろもろ調整しまして、年始にわりと何日も連続でいっしょに休めて、よかったです。

 年末年始はとにかく楽しかった。あっというまでした。あと一ヶ月くらい年末年始があってもいいですね、これ。


 とくに年始はほとんどの時間を家で過ごしましたが、いろいろやりました。



 まずは昨年から夫といっしょにハマっているドラクエⅩ。これのメインストーリーを進めました。現在バージョン3のところで、各地をわっちゃこっちゃと解放してまわっているところです。いやあ、ドラクエⅩ、楽しいですね。やっぱりメインを進められるのは、楽しいです。メインは夫とふたりでやると決めていて、そのうえでまとまった時間がないとなかなかできない。サブクエや職人、日課や週課をちまちま進めていくのも、それはそれですごく楽しいんですけれどもね。そういう普段のプレイのいろいろが、メインを攻略するときに生かされると、これがまためっちゃくちゃに楽しいんですよね。

 100年勝負をしている桃鉄もだいぶ進めました。ふと始めたらお互いずっとやってしまって、気がついたら深夜のとんでもない時間だったことも。でもそれでもまだ、あと40年くらい残っています。いまのところたぶん桃鉄慣れをしている私が勝っていますが、油断大敵! 最後まで夫に勝ってみせたいです、夫、基本的にゲームがじょうずなので、こうやってゲームで私のほうが勝てる機会はたいせつにしていきたいんですよね(?)。


 お互いにお互いのおすすめの漫画を読んだりもしました。夫には『アスペル・カノジョ』を読んでもらいたくて、この連休に読んでもらったのですが、夫、なんと一気読み。いろいろと感想を話したりしました。これもおすすめしたのですが、『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』のコミカライズも楽しんでいました。どちらも当然私も大好きな物語です。今後とも積極的におすすめしていきたい所存。

 私は夫がいつもめちゃくちゃ楽しそうに読んでる『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』を読みはじめました。おもしろいです。あと、『姫様“拷問”の時間です』の続きも読もうと思いました。夫がきっかけで読む漫画、おもしろいです。

 それはそれで、私は私で、年末年始には、「毎年の年末年始休みには、普段読まないような本を、腰をすえて読むといいですよ」という哲学科の先生の教え……というか、おすすめ? を実践しておりますので、今回の年末年始はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読みはじめたりもしました。

 ちょっと余談的な話になりますが、前回の年末年始はこれ、ダンテの『神曲』とチャンドラーの『ロング・グッドバイ』を選んだんですよね。どちらも読めてよかったなあと思いました。『神曲』も自分的にはおもしろすぎて夫にたとえばコキュートスのことについて隣で語りまくったりしたのですが、『ロング・グッドバイ』のほうは夫にも実際に自分で読んでみてほしくて、昨年の秋あたりですかね、彼用に一冊買ってプレゼントしました。ちまちま読みすすめているみたいです。


 ドラクエⅩのコンサートを配信で観たりもしたのですが、やっぱりコンサートはよいですね。音がつやつやしている、といいますか、なんなんでしょうかね、ゲーム内で聴くのもすごくよいんですけれど、コンサートにはコンサートのよさがある、といいますか。個人的には「水の民ウェディ」がめちゃくちゃに好きなので、聴けてよかった……まあすべて聴けてよかった曲ばかりなんですけれどもね!

 あとですね、そのときに夫が「指揮者ってどうやって指揮者として成長していくんだろうねえ」的なことを言ったので、時間もあることだし『のだめカンタービレ』のドラマを観てみない? と誘いました。私はのだめがずっと大好きで、原作も追っていたしドラマもすごくよいと思っているので、ぜひいちど夫にも観てもらいたかったんです。

 で、いっしょに観てみたら、夫、ハマりました。

 かなり深夜までいっしょに観ていました。私もそういえばひさしぶりに観たのですが、やっぱりおもしろい。すっごいおもしろい。好きだなあと思います、のだめ。翌日の作業のときには「ラプソディー・イン・ブルー」を聴いていたりとかね、ありますよね……。


 箱根駅伝も観ていました。すごかったですね。毎年すごかったんですが、今年もすごい。ラストのほうになればなるほど、釘付けになってしまって、いやあ、もう、すごかったですね……!

 みなさんほんとうにすごい、すばらしいなと思います。応援したくなります、私は疎いほうではあると思いますが、今後とも応援しております。



 と、いうことで、要は夫とともに好きなものにまみれた年末年始でありました。

 いやあ、いいですねえ、連休って。

 あと一ヶ月くらいほしい(本記事二回目)。


 とはいえ、やはりやること、やるべきこと、やりたいことはたっくさんあるわけでして。名残惜しいですが、楽しかった年末年始はいったん終わり、私も夫も、今年もがんばろう、がんばっていくと思います。


 私も、今年やれると決まっていること、もっとやりたいこと、たくさんあります。とくに読者のみなさまに物語をお届けしたいです。いま連載しているものはもちろんのこと、いろいろな、おもしろくて感動する物語を。


 カクヨムにおいて今年まず目指すは、アゲインの完結ですね。いよいよ、というところに入ってまいりました。この物語を、さいごまで。さまざまな気持ちがありますが、とりあえずはいつも通りに、書いて、更新していきたいと思います。


 執筆に、勉強に、いろんなことに、今年もがんばります。

 今年もカクヨムで活動を続け、今年はより活動していけたらなと考えておりますので、みなさま今後ともあたたかくおつきあいいただければ幸いです!


(2021年1月6日 17:29)

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