第6話 競輪について知っておきたい事①

 競輪は、どこか昭和の昭和の匂いかして、心地いい。ちょっとマイナーな競輪場は、なんかレトロなにおいがして、懐かしさを感じるそんな場所です。

 競輪には、競馬のウィンズの様な場外車券売り場があり、オートレースも含めて購入出来ます。 

 とにかくおっさんしかいないイメージがあります。

 競馬では若者の集団を見ますが、競輪場ではほとんど見かけない。


 また、競馬のWIN5に当たる、ドカント7がありますが、ネットでしか購入出来ないし、自分で買い目が選べないし、これはどちらかと言うとTOTOの様な要素があります。せめて自分で選びたい。

 それ以外の券種は競馬や競艇と一緒です。


 競輪は、7車か9車で走ります。

 なので、9車の時は3連単は504通りになります。7車の時は210通りになります。7車の場合の平均配当は14,000円弱です。これは一見高い様に感じます。

 実際はどうなんでしょうか?

 還元率は、75%なので理論的には、210×0.75=157.5なので理論的には15,700円程度になる事になります。

 競馬の場合は、毎回出走頭数が違うので試算しにくいので、競艇の場合でシミュレーションします。3連単120通りで、平均配当は7,300円なので、総買いした場合の返金率はおよそ61%です。

 比較的固い決着の競艇のこの値を基準にすると競輪は、210通りで平均配当14,000円なので、総買いした場合の返金率はおよそ67%です。6艇と7車の違いがあるのでその範囲内でしょうか?

 では、9車の場合は504通りなので理論値は504×0.75=378になりますが、平均配当は、約33,000円なので。総買いした場合の返金率はおよそ65%です。

 総買いした場合の平均率が75%を下回っていることから、

競輪は、競艇より出走人数が多いので平均配当は高くなるが、比較的固めに決まる場合が多い

 という事が分かります。


 競輪場の事をバンクと呼び、一周の距離が333、400、500とあります。どのレースも2000ちょいの距離を走ります。ゴール一周半になれば鐘が鳴らされます。

 スタートから先頭誘導員がレースを引っ張ります。誘導員は2周半から3周の間は抜くことはできません。その間は、競輪はラインと呼ばれる隊列を組んでほとんどは1列になってついて行きます。そして抜けるところになってからが、白熱のレースです。しかし、人間がやる事なので、たまには忖度ちゃうの?ってレースも散見されます。

 

 選手はS級S班からA級3の間の6班に分けられます。年2回の定期昇給と特別昇給にてクラス分けが変わります。ここは細かいルールなので割愛しますが、要はずっとS級にいる選手は強いという事です。

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