忘れじの言の葉
ことは
第一話「神のお望み」
あっというまに終ってしまう
人のはかない人生
その人生の中で
無い霧のように
進むべき道も失い
手探りで進む中で
一筋の光とも言えるような
出会いに触れたのだ。
だが心を癒してくれたその人の
微笑すら時の流れに儚く消えて行く。
行く道ははるか遠く、
そしていつか私は死に、
誰かがそんな私のことを
詠うのだろう。
眼が覚めた。
「ここは、どこだ。一体ここは」
そこに居たのは、自然の神様ライラ・オーべリ、色んな神様の中で一番美しい神様である。
「勇者オットー、君は死んだのです」
そうか、僕は死んでしまったのか。
「君に新しい生活をさせたいのです。このゼルバジア村は、もうすぐドラゴンが村に訪れ、村を破壊してしまう。ドラゴンは、三匹いる。火のドラゴン、氷のドラゴン、そして夢のドラゴン。この三匹のドラゴンを倒しなさい」
「了解しました!」
「君は、旅人から人生を新しく初めて、立派な勇者になりなさい」
そして僕は、知らぬ森の中に居た。
しばらく森を探っていたら、僕はゼルバジア村にたどり着いたのであった。
そこには、パン屋や冒険者用の武器のなどがある。
僕は、村の奧にあるギルドへ言った瞬間、突然僕の横から、メール一人、フィメール二人。
「ねえ!僕らのパーティに入ってくんないか?この人数じゃ、このクエストに行けないのだ」
横にいたメールは、クルセイダー、あとは魔女と小悪魔か。
パーティに誘われた僕は、人数が足りないため、参加した。
「紹介が遅れたな。俺はヨアキム・ヘイデンシスタム、クルセイダーである」
そりゃ知ってるわ、その格好から見ると。
「わ...たしは、魔女のマリー・ヒルボリです!」
お、すごい自己紹介だな君。
「あーしは、小悪魔のヘルゲ・アシャツでちゅう。よろぴこ」
いや、ギャルやん。
なんでや。
「よし!行くとしますか?」
「い...来ましょう!」
会話の回転早いよ。
あと、魔女の言葉の母音が強い。
そして僕らは、クエストのケーブクエストの場所に着いた。
「クエスト内容は、モンスター50匹を倒し、チェストを村まで持っていく。それがクエストの内容だ。」
もちろんケーブの中は、くらいので魔女のマリーに火の魔法を使ってそれをトーチとして使う。
「突撃するぞ!」
僕の手元には、木の枝だけしか持っていない。
だから、頑張って戦った。
「おりゃあああ!」
「「「......」」」
「「「えええぇぇえ!?強っ、今の!!」」」
設定は、ただの旅人になっているはず。
なぜこんな強い力が...。
僕は、思い出したのである。
····君は、旅人から人生を新しく初め、立派な勇者になりなさい。
僕が、勇者だった頃の力が残っている。
そうライラ・オーべリ様に告げられたのであった。
あとは、チェストを探すだけだ。
「あったぞ!」
ヨアキムがチェストを見つけたらしいので、その方向へスタスタと歩く。
「無事チェストを見つけたので、ギルドへ戻ろう」
カンカンとゼルバジア村のベルがなっているのを聞こえた。
僕らは、ケーブから出て急いで村の方へ行った。
僕が、生き返ってから色々あるなあ。
村に戻った僕らは、手遅れだった。
村が火のドラゴンに襲われてしまった。
多くの人々は、燃えて死んでしまった方がいた。
火の属性のモンスターに襲われ、死んでしまった人も居た。
村人の叫び声が...。
もう駄目だ。
また僕は、死んで生き返らなくなる。
「何つったてるのよ!戦いなさいよ強い力で」
そうだ。
僕には、仲間がいるのを。
「すまん。僕の力がまだ発動しない!僕をカバーしてくれないか?」
「「「了解!」」」
ライラ様、今から一匹目のドラゴン、火のドラゴンを倒します。
「寄せ!」
あなたのお望み通り、火のドラゴンを倒しました。
●神様たちの過去
ドラゴンを倒し、村は平和になった。
「はい、十万マルプね。ご苦労さん」
「ありがとうございます」
クエストをやり、そのあとはドラゴンを倒したことで十万マルプをもらった。
さて、十万マルプを何に使うか。
選択肢は、食堂へ行き肉を食べる。
「ほかの選択としてはぁ、おしゃれな服を買うそしてマルプの無駄遣いをするー」
「バカかお前は!」
黙れギャル子。
頭の抜いた仲間といると、なぜかむかつくんだよな。
お腹が空いたことだし、食堂でも行って肉を食べよう。
忘れじの言の葉 ことは @Kotoha_315
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