下−56 パマのお店 ポロンちゃん


イサムはいくつか前の勇者のときに、パーティの男どもに誘われ、女のメンバーに内緒でそういうお店に行ったことがある。

内容はまるっきりおぼえていないが、とてもとてもものごっつたのしかったごたる!だったことだけは強く強くおぼえていたのだ。

だって、当時、ほんと金欠になるまで通いつめて、ほかのメンバーに見放される寸前まで通ったほどだった。

Dtで免疫が無い最初の頃って、そーゆーもんなのだ。


で、

それ以降?


初回にのめり込みすぎた反動で、全くそういう店に行かなくなった。怖くてw


で、中身いいおっさんになった=図太くなった今、まぁモノは試しだうっひっひ!とかが、今ココなわけで、、

なので、

全く慣れていない。ほぼ初心者間違い無しなのであった。


犯罪スレスレだから、とか、許さいないよ?イサムは。

ぼったくられるイサムより、店側がろくでもないことして、イサムにこの領地全てを燃やされないか?とかが心配だろう。


”初心者さん歓迎!!”

”玄人好み”

”ベテラン向け”

”新人向けお店”

”新人でも安心!”

”明朗会計”

”安い!!”


これらは各店の謳い文句だ。

それぞれ上から、


初心者(客)用蟻地獄

ばばぁとか変わった顔の人の店

店員が楽したい店

客が新人ぬけた頃、少し慣れて知ったつもりになってる一番危険な時期を狙う、おいしいとこ取りしますよ?

お店側が安心な?

ボッタクリ価格でもちゃんと明細書出しますよ?

「他の(大ボッタクリ店)よりは安いだろ?」と。


まぁ、こういった意味である。

どーしてもなんか単語が冒険者とかぶるのは、この世界が冒険者の世界だから。

ちなみに「店員が素人」なんてのは全く売りにならないのがこっちの世界。

なので、海千山千が多く、もしくは新人でも海千山千の手下だ。


イサム、戦えるのか?



お?もう既にバンザイしているようだ、イサム、無条件降伏?


お店の中で

お店の子にポロンしてもらって、もろに目の前に見て、バンザイしているイサム。

何が面白いのかまったくわからないバン。なのでバンは高いフルーツ食っているw

美味いフルーツあるので、酒は飲まないバン。


「でろんいく?でろん!」

ちょいとお歳召したおねいさま?シワ隠すの上手いね?

「うー、、、わかった、その意気込みに免じて、いこう!!」イサム

拒否もかわいそうなので、、、で、それをわかってやってるオバハンは流石だ!


なんて言うんだ?ピンサロ?そういうお店だね♪

流石だね!最初からハードモード突入とは!


いきなり思い出した

「あ、、舞田、草履に返しちゃった、、まーいっか。学校まだ始まってないしw」




ではなぜいきなりそんなこと(ポロンとか)をしてもらえたのか?

誰でもが気になることであろう!!!ぜひ秘訣を知りたいとおもうであろう!!!


だがしかし!

それはこの店だがら、ここがアホのスクツみたいだから。としか言いようがなかった。

残念だが、みなの参考にはならんだろう。



少し前のこと

イサムとバンがその店の前で立ち止まって店を見ると、すかさずたむろしていたおねーさんたちがわらわら寄ってきて

「いらっしゃい!どーぞどーぞ!中に!おふたりさーんでーす!」

と連れ込もうとする。

そこまで甘くないイサム。バンは押し込まれそうになるが、イサムが行かないので足を止める。人型輓馬を押せるような者、おねーさん達は多分存在しない?


「んー、、この店、何がおもしろいの?」イサム

「え?そうね、ほら、アノ子、顔が面白でしょ?」

オメーのよほどじゃないかな?


「うん、それと?」

「えー?それとー、、とにかく飲んだら面白くなるわよっ!!」

「何処だって一緒じゃん!?特別にここだけー!ってのがあれば、毎日通うぜ?」言うようになったなーイサムも。(誰だよw)


「そうね、んじゃ、毎回、来てくれたらなにかいっかい、アノ子に、あんたが好きなことさせたげるから?お触り禁止ね?」

「ぽろん、だ。」

「へ?」

「おっぱいぽろんがいい、、いいの?できる?」

「・・(こいつ、、なかなか、、)、、いいわよそのくらいなら」

(なんだよそのくらいって?そーなの?)イサム


「んじゃ、約束な!毎回な?」

「わかったわ、、私が約束するから大丈夫よ」


で、今ココである。


ちなみに

「あの面白い顔の女?の人?、なんなの?ボス?」

イサムは少し不思議におもい、ポロンしてくれた子に訊く。


「ああ、ママよ、パパかな?」

どっちな、、、ああ!

「そういうこと、、、、もう全部とっちゃったの?」

「うん、というか、魔法で性転換してもらったみたい」

「の割にはなごってるよな?」

「あははは、、そうね、名残すごいよねー」

・・・・・・・・・・・・

(魔法使いが下手くそだったのかな?)


噂をすれば壁、じゃねー影。

ドスドス床を踏み鳴らし、パマ登場(パパ+ママ÷2=パマ)。


「あら?私の噂?いいわよ、持てる女の宿命だもの」

なぐっていーすかね?


「ねぇ?ママの趣味なの?」

「え?何が?」パマ

「その、名残?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クッ、、、なわけねーだろが、、、」

苦痛に歪む

「んじゃ、美人になりたいの?」

「きまってるでしょ!!」0.0001病の間さえもおかずに!


「・・・・やってやろうか?」

「なにをよ!」

「いや、美人に?」

「できるわけ、、、できるの?あんた、、(じろじろじろ?)、、いやー、見えないわー」

「しっつれいなやつだなあ、、できたらどーするよ?」

「私をあ・げ・る♪」

「い・ら・な・い・っつ!!!♪」

「しっつれいな子ねっつ!!!」


ほいっつ!!(イサム)

ほわん♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「・・・えと、、すみません?、、あなた、、どなたですか?」ポロンちゃん、「アフター」なパマに訊く。

「何言ってるのよ?バカ?のうみそまでポロンしたんじゃないでしょうね?!!」

こいつまじクチ悪ぃなぁ、、、、まぁ、オカマ系ってこういうのが受けるよね?


続く♪

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