下−04 拘束確保されるイサム


など言われて、拘束もされていないのに残るほど危機に関しアホなら、タカシはこんなトコで今でもタカシをしてられなかったろう。

なので当然タカシは一瞬で危機離脱した。



「ふう、、危ないところだった、、、」

タカシは食堂の端のテーブルに座った。何かに気づいたメフィが茶を持ってきながら、

「主様は?w」

「うん、捕まったので置いてきた」


ぷw

「何してるんですかね主様」


「なにか楽しく遊んでた、、みたい?」


「「っぷーっぷぷぷぷぷーー」」


薄情な連中だ。


ーー



「・・・・・」

「さあ吐いてもらおうか?」A

「何していたんですか?」B


「心配だったから、様子見に来ただけだろ?何怒ってんだよー」俺

・・・・・・

「まぁ、百歩譲ってそうだとしても、アレは私らの得物だったんだよ?何横取りしてるんだよ」A

「どー料理してやろうかな?って考えてたのにぃー」C

やっぱCは、、まぁ黒いほうが安心だけどなwww


「・・・・・・」B



「でもお前らすげー喜んでたじゃん、、、、」

「あ、あれはっつ!!・・・」A

「急に出てきて、あんなんこと言われちゃー、、、アレ、反則だよねぇ?」C


「鼻水まで吹き出して転げ回ってたの、誰だよ?」

「「・・・・・・・・」」

(私は鼻水まではだしていない、、わよね?)B


「・・・まぁ、、なんだ、、、見守るんなら、、最後まで処理させてくれよ、、、」A

「あの程度どーにもできないくらいじゃ、イサムさんの手下になれないでしょ?」C

・・・なるつもりなの?、、、少し不安、、SF、だな、、


「まぁ、、今回わぁ、、面白かったんだから、いーんじゃない?」B


流石B、まとめるのうまいな。


「しかたねーなー」A

「まぁ、、そうね」C


拘束を解かれる俺。

AもBも出るトコ出ているんで、まぁ、気持ちよかったけど、、、ぷw


・・・・・・・(B)


あ、ばれてる、、


「うっほん、、、まぁ、、あんだけのタマ、思わず出ちゃうほどツッコミどころ満載だったろー?悪かったよ、、、

おまえら、どー料理しようと思ってたんだ?」


「うーん、、そうだなぁ、、まだおもついていなかったけど、、ボコる?」A

「魔法で拘束し、放置?森の中に、、」C

「邸にドナ・ドナされてみて、様子見て、何するか決める?」B

Bが一番黒いな!!


「あー、Bが一番おもしろそーだな、黒いけど。だが、自分より強いものが邸にいたらヤバいんだぞ?」

「んー、、あの様子なら多分だいじょうぶかな?と思ったので、、、」


「そーしたい場合、一人は逃して安全装置にしておくのがベストだな」俺

「「「あー!」」」


「次回からは気をつけるわ」B


「素直でよろしい。んじゃ、少し付き合うか、次の町まで」俺

「まー、いーけど、、」A

「獲物が来ても手を出さないでね?」C

「・・・男性がいると獲物もこないかなー」B

やっぱB黒いよ?


「わかったよー、んじゃ、なんか手に負えないようなことあったら、叫べよ?」

「「「叫ぶ??」」」

「あー、叫べば多分、、ドコに居ても聞こえるから」俺

「「「?????」」」

「まー、そんなもんだと思ってりゃいいから」

「「「ふーん???」」」


んじゃ!シュタッ!!シュン!!


ーー


「はぁー」

食堂の隅の席にはタカシが居てのんきに茶をすすっていた。

「この薄情者めー」俺

「一応、安全装置としてw」タカシ

聞いてやがったし、、


「っていうか、おまえ、もう聞き耳仕えるようになったのか?!」

「はい、あれから!」

「すげーな、おまえ、、、」

一度俺がかけてやっただけで、その魔法を使えるようになったって、、


「おまえ、俺より資質高いな、、よほど高いぞ?」

「ええ?そうですかぁ?えへへぇ♪」照れるタカシ


こいつ、、鍛えれば俺より強くなるんじゃね?

そしたら、

こいつに全て丸投げできるんじゃね?

俺、今後安泰確定じゃね?!!!!!



それに感づいたメフィストは、とりあえず放置して生暖かくイサムの希望を達成への努力を見守ることにした。

面白そうだから。

ダメだろうと予測よそくつくけど、最初にそれを言うとイサムは無駄な努力をしないだろう、おもしろくない!

というわけだ。



**



こいつらの世界は「おもしろいかおもしろくないか?」だけなのか?



あー、そういえば、面白くないクズどもをことごとく潰し燃やし、今のおもろい社会にいつの間にかしていたんだったなー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る