中−22 醜い争いは飴屋国人達だけではなかった!w
今飴屋帝国上空です
えーと、、俺ら、空に浮かんでんのは、、100人以上居るんだよな?、、なにこれ?侵攻には全く見えず、一部農協の団体さん、一部修学旅行生みたいな?、にしか見えない集団。その実態は”見学ツアー”だ!! 桜が言い出し、皆が乗っかり、、、俺もなんか面白そうだから拒否しなかった?ww
原住民(飴屋帝国軍)が下から矢やら鉄砲やら撃ち込んでるつもりらしいが、全然届かないのw ぷww
あ!誰だっ!下に小便かけているのはっつ!!! おれもやろうかな?w
タカシ!ケツ出すな!!うんこするんじゃない!!!あー、ぼろぼろ出し・・・
こいつら、、、収拾つかねー!!
魔王達、酒樽持ってきて宴会しているよ?あぐらかいて空中に車座に座ってるよっ!!人型だからまだ許せるけど、、、ギルダー、一緒に飲んでるよ、、
「あとで叱っておきます」メフィ
「たのむよ、、お願いだよ?」俺
もう引率の先生数が全然足りないよっ!!
そこ!!なに虐殺カウントダウンなのにいちゃいちゃしてんだよ新生勇者と草履姫!!
まともなのは銀翼と銀猿、、
・・・・・・・?
そりゃ、すぐあとで全員燃やすからいーけど、、
でも魔法で大量の唐辛子粉やら胡椒粉やらこの国中にぶちまけて、、なんか、楽しいか?大笑いしてるけど、、
いや、まじ、この国みたいにこれほどの悪党どもって今までいなかったから、何かやってやりたい、ってのもわかるけどね?
善人ぶって、正義の味方ぶった凶悪犯共って、ぜってー許せねぇ!!っていう気が強いのは、銀翼と銀猿に特に強いのはよくわかるけど、、、正直に生きているからなおまえら。
でも、
なんか、ウソを流布され、無責任な第三者共がソレを無責任に信じてお前らに、、ってのがあったのかな?あったくさいな?孤児上がり、急激な台頭、無敵、みたいな「愚者どもが寄ってたかって潰したがるいい標的」だもんな。
まぁ、、
うちの連中は皆似たようなもんか、欲がなく素直で正直で、しかもバカではない、だからな。
おマヌケだがなっつ!!!変態も多そうだし!!
「んじゃ、いくぞー、、誰か、やりたいやついるー?」
ふるふるふるふる!!全員左右に首を振る
「それは神の代行の仕事でーす!!」翔太
いや、俺そんなんじゃないぞ?俺の意思なだけだけど、、
エボラウイルスを残そうって思わないよな?それだけだぞ?
魔法で飴屋大陸全土に映像と音声を流す。
「あー、この世界最悪のウイルスであお前らに告げる。
お前らはやりすぎた。少々なら見逃してやっていた。が、お前らが自分の巣穴から出てきて、他の善良な地域の者達まで悪に汚染させ始めた。
お前らの悪は感染する。
なので、感染源を断つために、俺はココに来た。
判決を言い渡す。
お前ら飴屋帝国人全員死刑。一人も残さない。」
バカだから誰も信じていない様子。
なので、帝国の中心の帝宮を破壊。宮殿自体が小さい街並の大きさがあるので、軽く破壊といっても、その瓦礫は帝都全域に飛び散らばり、建物を破壊していった。
つい今まで下で威勢がよかった奴等は蜘蛛の子をちらしたように逃げていく。
帝都にバリアを張った。
周囲の城塞門から出ようと、人々が殺到しているが、門の付近のものたちから徐々に圧死していっている。後ろからどんどん人が来るので押し付けられるのだ。無理やり押し付けているのだ。意味ないのにバカ達だから逆効果なことばかりする。
上空から見ている俺らの仲間は呆れるばかりだ。
圧死した者達は踏まれ続け、ぺらっぺらになるまで。門の付近から徐々にその赤黒い水たまりは広がっていく。そこに居る者達も押し合いへしあい取っ組み合いしているので、皆血にそまる。
俺は更に街なかのデカイ建物、教会のデッカイ神殿や、デッカイ議会場、コロシアムなどどんどん破裂させ、瓦礫を帝都中に飛び散らし、破壊させていく。
ひとびとが門に殺到するのが更に加速される。
帝都内に隠れ潜んでいる教皇や皇帝、その家族や腹心達を魔法で集め、門の付近に集まった群衆の中に放り込んで見る。
数分と持たずに原型が全く無くなった。
「ゴブやオーガでさえここまでやらねぇ、、、よかった、、、俺らが相手するのが魔獣で、、、。魔獣のほうが、まだまともだわ、、」
その翔太の言葉に、2つのパーティの全員が小さく頷く。
この映像は飴屋帝国中で空に映されている。
各地で人々の離脱が始まっていた。
が、
残念でした。海には入れません♪w
全ての飴屋大陸の陸地をカバーしたバリアが張られている。張ったのは俺だけどwww
「主様?」メフィ
うん?
「もう皆飽きてきたみたいですが?」
飽きっぽだなー、、、
「そりゃ10回目のひととは違いますからねぇ、、時間の観念が」
・・・
「んじゃ、おわりにっすっかぁあーー??」
「「「「「おおーーーっつ!!!!」」」」」
「飴屋の諸君!さらばだ!あーっはっはっはっはっはーーー!!!」
「「「「あーはっはっはっはっはーー!!!!」」」」
次の瞬間には青い火炎が覆い尽くしていた。
「はいお疲れ!!んじゃ帰って宴会すっかー!!!」
「おう!んじゃ広いおれんとこで!!」魔王
「おう、わるいな、借りるぞ!いくぞ!!」
シュン!!!
一気に100人以上を大陸間転移しても全く魔力を消費したとも感じない。
(あのケモミミ喫茶2軒が、いかに凄まじいものだったのか!!、ということがよくわかったわ、、、)俺
(でも翔太につれてって貰ったとこでは楽しんだんでしょ?)メフィ
(あったりめーだろっつ!!!)
流石魔王城である。宴会場が広い!
(決して宴会場ではないですけどね?)メフィ
で、どんどん追加で呼んできた。
防衛軍の隊長含む初代からの古参達全員、今の西の国の王と家族、宰相一家、
ギルダーのギルド支部の職員達、銀翼・銀猿と仲がいい冒険者達、草履姫の呼びたい連中全員、それからその支配下になった5カ国の信頼できる者達、
などなど、、
そして、
魔王の側近の連中、魔王会議の連中とその側近たち、魔王側近おかんの仲間たち、
流石に1000人を優に越えると、この大宴会場も(決して(略))少し手狭に感じる。
なので、魔法で拡大した。
「おう、助かるぜ、、」魔王
「うん、こちらこそ、だな、コレだけ集められるのはここしかないよ、気持ち的にも、な」
「あー、そー言ってもらえると、嬉しいぜ?」
「まーなー、俺は魔王と10回目だからなーー」
「その魔王達に礼を言いたいわ、、そのおかげってことだしな、、」
「はは、そうだなー。・・・・懐かしいことばっか思い出すわ、、」
「じじぃになってきたんじゃないか?」
「まぁ、、いい奴等が周りに多いからじゃないかな?、、」
「これまでは、そんなじゃなかったのか?」
「まぁ、そこそこいいときもあったが、な、、」
ふーん、、(魔)
「ときに、魔王、もっとでっかい宴会場つくっといてくれよ」俺
「だから宴会場じゃねー!」
「いーから、世界中から呼び集めて宴会できるのってここだけなんだからよー、、魔王議会議長様だろ?」
「・・・こーゆーときだけ、、、」
「わかった、うちからも人手出すから。おまえんとこ、導師いっぱい出してくれよ」
「おまえが魔法でやってくれりゃいいだけだろ?」
「いやいやわかってないなー、こういうのはみんなで作るからいーんだろ?」
まぁ、、そうなのかな?とちょろい魔王。でも決してウソではないからな?
「傾注ぅーーー!!」俺
「特に人間達、聞いとけよおーー!!
俺はひとの代表して魔王議会に入っている。だから魔人とも魔国とも敵対しない。仲間だからだ。
俺達の敵は、俺達を害するものども、害しようと思っている者共だけだ、
魔国と交流したい者達、国、人材がほしい、逆に、与えたい、と思っている者達、
明日以降も残って、いろいろ話していけ。行き帰り転移が使える者が手伝うから心配するな!
あと、問題が有る者、相談したい事が有る者達も、仲間なんだから相談できそうな相手だったら誰でもいい、捕まえて相談しろ。そして仲間に相談されたモノ、ちゃんと解決の手伝いしろよ?手に負えない時は俺んとこに来い!」
「「「「おーっつ!!!!!!!!!!!!」」」」
で、
(見てました?)メフィ
(おう、今も見ているぞ?)
危険この上ない?
(いや、以前少し会話をしたときに、なんか一瞬タカシっぽい感じを感じたんだが、なんか気のせいかな?と思ってたんだよね?)俺
(勘を無視しちゃいけないじゃないですかー)
(うん、今心底そう思っている、、、あわせたらまずかったよなぁ、、、)
タカシと魔王の側近おかんがとても親しげに話してるのだ、両人とも満面の笑みでっつ!!!!
何も知りたくないし、会話内容なんか一生聞きたいくない、、、
どーしよー、、、、??????
(ソー言えば西の国の新国王から相談受けているんで、一年ほど帰ってきませんからよろしく!)メフィ
(てめぇ、にがさねぇ!!一人だけ逃げられると思うなよっつ!!!)
大宴会場の隅で醜い争いをするイサムとメフィストは、この阿呆共の中ではほとんど目立たないほどささいなことになっていた。
どんだけの飲み会なんだか、、
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