中−9 新生魔王のちからの使い方がハンパネェ件っ!!!


タカシが降りてきた。

「めふいさん、ごはんくださー、、、あれ?イサムさんと、、あ???魔王さん(人型)??」


「おう、新勇者。元気かー?」

「何すか?タカシさんも魔王さんを知っているんですか?」翔太

「うん、一回飲んだ」

どっかのおっさん達かよ


「まあ、この世界での最強?がここに揃ったなーwwwなんか、、ぷw」イサム

「何言ってんですか、、あんたが元凶でしょ?」メフィ。タカシのご飯運んできた。

「また俺を悪者にしてー」

・・・・・・・皆、なぜ俺を見る?


「あ、俺は平和な世界が好きだぜ?だからいつもそーしよーとしてんだろ????」

・・・

「まぁ、、そうだろうけど、、、なんか、、、どっか違う、、、」魔王

「「「「うんうん!!」」」」メフィ、タカシ、翔太、ゴッツ




食後、翔太とゴッツに何度か転移をして、感覚を掴んでもらった。

俺と魔王が帰る夕方迄頑張ってみるとのこと。


「さて、行くか」

「ああ、、異界か、、初めてだな、、きいては

シュン!!

最後まで言わせろーー・・・



魔王の異界での訓練は、ただひたすら俺との組手。

「常に心を平静に保て。それが成長になる、それのみが、鍛錬の成果になる。」


体力も減らない。ダメージはいつの間にか消えている。その概念の存在がない世界。

誰かが次元は10次元まであると言った。でも、6−7次元を超えたら、もうその数字は意味ない。

混沌と呼ぶか、限りなく無に近いと呼ぶか、人によるだろう。

本来生物の居ていい世界ではない。

徐々に、魔王にかけている、異界による消滅を防ぐ強化魔法を解いていっている。


何百年たったろう?


やっと、最後のひとしずく、いま払った。

魔王は耐えた。吠えた。

「ご苦労。やったな」

シュン!


夕方の訓練場の片隅。

シュン!


「おお、あの日の夕方か、、、?」

「ああ、そうだ。あの日の夕方だ。・・・なつかしいか?」

「・・・・ああ、ああ、あああ!懐かしいともさ!!何百年いたんだあそこに!!」


んじゃ、、と俺は構える

魔王も構える

シュン!

シュン!

風が舞っているように見えるだけだろう。


1分もたたず、、

ドサッ、、、

ぼこぼこの魔王。

俺も結構ぼこぼこだ。


魔王に先に回復魔法をかける。

起き上がったのを確認し、俺にも回復をかける。


「どうだった?」俺

「こっちの世界の方が、やっぱ実感半端ないな?」


「ああ、もうコレで魔王は完全無欠の魔王だぜ?」

「ああ、お前のおかげだ。」

「いや、俺はお前の配下だからなー、当然だwっw」

はっはっはっはっは!!2人


「そうそう、俺は人間界では、青い火炎の神ってのもやってんだ、匿名でなー?覆面で?なんてーんだろ?」

「ああ、わかるからいいからw。んじゃ、俺の魔国、魔王としても青い火炎の神に認められたことにしとけばいいんだろ?」

「話が早いぜ!流石だなっ!!」

はっはっはっはっは!



軽くそば食ってから露天ブロに行って、ぬるい露天風呂につかりながら酒を飲んでいた。


じゃぶん!、

「あ、ギルダー、来たのか?」俺

「あ、イサムさん、こんなとこ・・誰?」ギルダー

「ああ、こいつダチ公、一応魔国の魔王やっている。今は人間のなりしているけど、。以前言ったことあったろ?」

・・・・・・

「あ、わし、王都冒険者ギルドのマスターやってるギルダーって言います、ヨロシク、、」

「どもども、わしはイサムの言うとこの、あの魔国の魔王っす。ヨロシク」

おっさん同士の挨拶ってまじつまんねーよな?


・・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・

で、

「一応、言っとくほうがいいかな?」俺

「何」ギルダー


「魔王の指揮下で魔王会議ってのがあってな、各派閥や一族の首領が会議メンバーになってるのがあるんだ。

それに人間族代表で俺が出た。翔太とゴッツが供として一緒に行った。」


「・・・なにそれ?」

「だから、魔王の配下になったんだから、他の魔族はウチラ人間に迂闊に手出しできなくなったの!!」

「ほう!!!あったまいーなーーー!!!!」ギルダー

いやぁ、、ぼりぼり、、、


「でだな、翔太とゴッツの力見て、奴等完全に腹出した」

「は?」


「いや、行く間際にちょっと鍛えたんだわ、、」

・・・・・ちょっと?

「うん、実質半日くらいで戻ってきたからー」

「・・・どっから?」


ないしょっ♪

・・・・


「いや、武力派もいるわけよ、いたわけよその会議メンバーに!、それを威圧するに俺だけじゃ説明不足でしょ?納得しないでしょ?

だからオレの供がそこそこ強ければー、ってさー」

「で、半端なく強くしちゃった、、、ということ?」

「流石察しが良いなーギルドマスター!」

・・・・・いや、、いいけど、、、だってなー、、ここだしい、、こいつだし、、、毎回だし、、、まぁ強くなったのが冒険者だからいいかー、いっかー、いっかー、、まいっかー、、


「あ、もう冒険者できないくらいになっちゃった♪」

・・・・・・

「神とはいわないが、天使レベルくらいでしょうかね?」魔王、初見のギルダーいるから丁寧語?

・・・・・・

にげんですらないじゃん、、、(ギルダー)


「ちなみに、先ほど我も、、、ほれ・・・」まおー

ぽぽぽぽぽ!

お湯に浮かぶお盆の上に酒が並々入ったお調子が幾つも!!!


「あ!なにそれ?!!」俺

「鍛えられてできるようになったんだけど、あれ?できないの?教えてくれた本人が、できないの?」

くっそー、、、

えい!!

かぱかぱかぱかぱ!!

飲みまくる!!

ふん!ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ!

かぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱかぱ!!

ぽぽぽぽぽぽぽぽぽp


もーどーでもいーや、、、、(ギルダー)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る