第25話(改) 元ゆ、王都侵攻計画(銭湯)!!商業ギルドのゴミ幹部らを燃やす!
翌日、当然だが自分たちがどーなったか実戦で試したいってんで、銀翼、銀猿の2チームはダンジョンに行った。
俺はタカシと王都の冒険者ギルドに行く。
「と、いうわけで、ギルドに経営してもらいたい!建物と従業員はこっちで出すから。」俺
「・・・いきなり、と、いうわけ、から始められても何がなんだか、、、どーせ逆らえないけど、、拒否させてくんないでしょう?」ギルダー(ギルマス)
「聞き分けいい子好き♪」俺
・・・・・・
「仕方がないなー、、温泉の銭湯を王都に作るから。裏に初心者用訓練施設と練習生用タコ部屋も併する。でも経営が魔物の森の宿のだってのを表に出したくない。ほら、商業ギルドとかうぜーから。つぶしていいのあれ?」イサム
「んーー、、、事あるごとにうちにちょっかいかけてくるから、潰されたらされたで気持ちいいけどなー、無くなったら困るのかなぁ??」ギルダー
「俺に訊かれても、、、」
「だよなぁ、、まぁ、んじゃ、一応”ギルドの訓練施設”として運営する、ってことで。」
「よろしく!でも、銭湯のほうは一般人たちも入れるようにするからね?」
「あー、街の人達も喜ぶだろう。だが、値段は、他の銭湯経営圧迫にならんように頼むなー」
「んー、今いくら?」
「銅貨2−3枚だったかな?」
「ま、いいか、、んじゃ開店記念で1年間は銅貨2枚、じゃだめかな?」
「いーんじゃねーかなー」
「暫定で決まりな」
場所はギルドからそこそこ離れてしまった、一般住宅の多いとこのでかい空き地。
「広いっすねー」タカシ
「ああ。でもうちの訓練場と障害走路とタコ部屋作るから、銭湯はこの半分くらいかな?」
「そんでも、森のほうと同じかそれ以上?」
「かもなー。何種類も風呂を作りたいな。 おまえどんなのが良いと思う?」
「あまし足を洗わないやつ?」タカシ
・・・こいつは、、
「・・・・あほか?汚い足で使った靴など、どんなんなっちゃってるか想像してみ?だから水虫がどーのとか言ったろう?まったくこいつは、、、おまえはやっぱグリられてるほうが合ってんじゃねーの?」
「あ、、間違っただけですよっ!!!今更グリるんなんかやってられませんよっつ!!!時計は逆回りできないんですっ!!」
「できるぜ?」
「・・・・まじっすか???(大汗、、)」
「ああ、逆回り時計、で検索してみ?売ってるよ?」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・
「んじゃ、もう一度聞いてやる、お前はどんな風呂がいいとおもう?」
「んんんんんっ、、足湯で足洗いサービス付きつっ!!すっげーきれーにしてやるの!おねいさんの足を!!!」
まぁ、、
「ま、おまえにしてはまぁ、よいアイデアだ。進めてみよう、女性限定なー」
「おねいさん限定にしてほしい、、」
「・・・・できると思うか?子供も学生もおばはんもばーさんも禁止、おねいさん年齢だけ限定って、、、『どうしてなのよっつ!!!』っておばはんやら真っ黒女子高生とかへんなかっこの女子大生とかに絡まれたら、お前担当な?」
「・・・やっぱいいっす、全年齢で、、、」
・・・・
それから帰って、タカシとどんな風呂を作ったらウケるか検討した。
あとから考えると、基本設定が「ウケるため」というのが大間違いなんじゃないか?と少しは思ったが、、、
まぁ、、俺は10回目なので、そのくらいなけりゃやってられない、ってのもあるんで、いーんじゃなかろうか?
あとは客自体がどんだけ面白がってくれるか?だけだろう?
「全自動背中洗い機、とかだめっすかね?」タカシ
「んんー、、壁に設置し、それに背中くっつけて、背中だけ洗ってもらう、とか、かな?」
「そうっす!」
「あー、でもガキどもがちんちん側をくっつけて、、とかやりそうだな、初日っから」
「・・・・・・・・」
「なのでちょい様子見だなー」様子見という事実上却下、俺らは日本人なので日本式表現を使うw。
「電気風呂は?」
「電気?どっからもってくんの?つーのと、ウケそうもないんで、これも様子見だなー
でもジャグジーはやろうか、あわあわがぶくぶく出てくるの。ガキどもも安心♪」
「泡電気とかー」
「どんどんわかんなくなってくるな?」
「まっと?」
「なんの話をしてるんだおまえは?」
「は?空耳では?」
・・・
「温水プールみたいな浴槽も必要だな」
「えー?おもしろいんですかー?」
「おまえ、水泳している時、まっぱで泳いだら気持ち良いだろうなーとか思ったこと、無いの?」
「??」
「ロマンが無いやつだなー」
「そーゆーのも、ロマン、なんすか?」
「だぜっ!!!」
んんんんんんっ 悩むタカシ
「まて、今までので、結構面積つかうなー、、二階層にするしかないか、、25mプールは地下。洞窟風呂も地獄ぶろも。足湯は当然一階正面だな、露天風呂は当然二階以上にして、、3階層だな、温泉ランドかよ」
「チョトマテクサーイ!!なに?洞窟ぶろ?地獄ぶろ?聞いてないんスけど?」
「そのままのだよ?地下に洞窟掘って、そこの床を浴槽にするだけ。地獄は血の池に見立てた薬湯だ、ほらよく赤茶けた湯、あるだろ?定番だよな?あ、臭い風呂もいる?」
「あー、、なるほど、、? んじゃ、、唐辛子入れたら?あったまるって話だし赤いし、、、、。 風呂の臭いのは遠慮っす」タカシ
「おまえ、尻の穴やちんちんに唐辛子塗ってやろうか?」
「・・・・(大汗)・・・やばい、、っす、、、取り消しっす、、、」
「それと、絶対に外せないのが、湯の花風呂!!硫黄泉だ!!ダンジョンの宿の湯が硫黄泉だろ?湯の花結構とれてなー♪」
「おなら風呂って名付けません?」
「誰が入りたがるんだ?」
「あー、あとサウナかな。それとシャワーも設置したいよな」
まぁ、このへんまでだろうなー、と終いにした。
あとは実際に作れるもの、却下するもの、は、現地でてきとうにやりながら、でいいか、どーせ俺の魔法でちゃっちゃとやっちゃうんだから。
タカシは部屋に戻って嗅ぐそうだ。鍛錬くらいしないのかなぁ?
茶をすすっていると手が空いたのかメフィストが茶のポットと自分の湯呑みを持って来た。
「主様、以前聞いた過去殺害された話の7回か8回目の自殺。あれは殺害されてませんよね?」
「あー、あれは俺の中では殺害されたになっている。
5回め以降くらいから、あれがトラウマになって引き金になったのかどーか知らんが、その頃からそいつをみればわかるようになったんだよね。
で、”こいつは魔王討伐直後に俺をやるな”とわかった。なのでザマァしたいんで討伐前、つかすぐに自殺してやった。もし奴らが良い者たちであれば、俺はそんなことしていないだろう?
だから奴らによって俺の命は失わなければならなかった、わけだ」
「ふーーーむ、、、んんんん、、」悩むメフィスト。
「ほら、あの赤ブタのときも、クズ公爵のときも話も聞かず燃やしたろ?わかってたからだ。赤豚なんか他のひと目があるから、わざわざ燃やされるためのキーワードを言わせなければならなかった。」
「ああ、神を愚弄する言葉ですね」
「ああ、わかってても、他の奴らが居るときにはそれなりに、ってな」
「なるほどねぇ、、苦労されてできた経験値てわけですねぇ、、」
「あっはっは、いらねーけどな、んなの。一般人になれてたほうがよほどいいわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
第二十五話−2
「メフィスト、王都の銭湯、場所決まったから。明日から工事に入る。」
「・・どうやって作るんですか?」
「どうって、こうー、魔法で、、」
・・・
あ、、
「人目につくな、、、」
「ですよね?」
・・・・
「でっかい囲いで囲む」
「その囲いを作るのは?」
・・・・・
「そう!夜中に!!」
「王都じゃ夜中でも誰かしら起きてるでしょ?」
・・・・・・・うぜーけど、正論、、、
「んじゃ、囲い作る晩だけ、範囲決めて、その中に入ったら速攻寝ちゃう魔法かけといて、やる!」
「まぁ、、それなら大丈夫でしょうかね。」
なので、その晩、俺は実行。
朝になったら、路地のいたるところで寝込んでる奴らが発見されたので少々騒動になったようだw
んじゃ、銭湯は24時間営業にしょうかなぁ?あ、酔客はだめだな、危険すぎ。
一応、朝早く宿の連中を土工に見たてたそれてらしい服装にして、街の外から現場にはいらせた。中にはタコ部屋設定なので出入りはしないという前提w うざい詮索好きっていなくなりゃいいのに!!
で、7日ほど経ったら、囲いを取った。当然完成後。
で、まず試験運用。銭湯だけ先に開店。
訓練場とタコ部屋は、防衛軍の王都訓練所教官錬成・・じゃねー養成に一月ほど使う。
以前に訓練を受けていない者達を優先した。こっちは初心者の訓練所だから、というのと、防衛軍の戦力底上げを兼ねて。
一度に30人を訓練する。そこからここの教官になるものを選ぶ。
住宅街に響く罵声!爆音!
「おらおらおらああああーーーー!!テメーらしねぇえええええ!!!」
どっこーんどっこーんどっこおおおおおーーーーんん!!!!
どっからも苦情来ませんw防衛軍とギルドは信頼されてるんだねぇ、、、?
「ちわー、」
お昼、銭湯王都店の近所の蕎麦屋。
「ザルと冷酒ね」
「渋いね、わかいのに、、」
「うまいからねぇしかたがない、あ、あとヤマメの甘露煮!!あるんだ!!」
「ああ、めったにないからねー、珍しいだろ?、、おっさん臭いけど」
「おう!!、おっさんじゃないけどな」
そばはそれなりにうまかった。酒は中級だが、昼間に飲むならこんなもんだろ。
「おばちゃん、俺あそこの銭湯の者なんだけど、うるさくない?」
「あーそーなんかい、まぁ、、うるさいったらうるさいかもしれんけど、昼間だけだし、夜は訓練後の兵隊達が寄ってくれるから、ここいらへんにゃ立ち小便すら無くなったよ。それに加え売り上げあがるから、逆だね、ありがたいね、ウチには」
「そー言ってくれると助かるわ、、兵隊の訓練終わったら、次は初心者冒険者のが始まるから。」
「続いてくれりゃ、ありがたいね。」
「風呂の帰りの客なんかは?」
「ああ、ちらほらくるね。風呂に入ると腹減る人もすくなかないからね」
「そうか」
うん、とりあえず晩飯後の自由時間は増やしてやろう、、何、熟睡度をあげてやりゃいいだけだ。
銭湯王都店
「「「いらっしゃい!!!」」」
「あ、おねいさん!いらっしゃいませ!足湯ですか!ありがとうございます!!」
タカシである。
開店前日に俺はタカシに釘をガンガン刺しておいた。
「おまえ、おまえに客の足洗わせるととんでもないことしそうなんで、おまえは完全に銭湯の支配人に徹底していろ!わかったな!!」
しょぼーん、、、「ういっす、、、」
「そんなしょぼーんしてもだめだぞ?
いいか?お前がほんの少しでも客のきれいなおみ足にすりすりでもしてみろ?もう翌日から客は男だけになるぞ?いいのか?」
・・・・(大汗)・・!!!!
「で、だ、もしお前が洗ってたら我慢できなくなったりするだろう?だから、”洗わない”、”おみ足を見ない”、”臭いを嗅がない”を徹底するんだ。わかったな?下駄箱周辺にも絶対に行くな。俺が見回る。
もし、玄関の下駄箱に上物らしいものを発見したら、その持ち主を特定し、どうにか手に入れられないかあの手この手を考えてやるから、わかったな?!!!」
「はいっす!!命に変えてもっ!!!」
こいつ、、、
タカシは基本一日中帳場にいる。たまに風呂釜のある裏方に顔を出してねぎらったりしている様子。
メフィストが毎日少しだけ顔を出して見回ったり、タカシをしばいたりしている。
王都訓練所教官の訓練は終了した。結構粒ぞろいで、20名ほど教官にした。予定の倍、ラッキー!ではなく、隊長の入隊審査のよさと、入隊後の訓練の成果だろうと見えた。
あいつの給料上げるようにギルダーにたのんどこ♪
で、その間も王都銭湯は何事もなくまわっていた。タカシはへんなとこに能力がある。今時の勇者ってそうなのかなぁ?
経営の勇者とか、設営の勇者とか?ぷw あ、忘れたら大変!!、、変態の勇者でもある!♪
俺は森に帰った。王都のほうにはとうぶんメフィに一日おきくらいで顔出してもらうけど。
で、
王都からやっと帰ってきて久々にのんびり食堂の端で茶をすすってたら、、
「主様、そういえば先日、銀翼と銀猿のリーダーが2人して大怪我で帰ってきました。
私がすぐ治癒したので完治しましたが。」
「他のメンバーは?」
「無傷です。」
「は?ありえねー!!」
「いや、相手は魔獣ではなく人間だそーで、、」
・・・・
「王都ギルドに獲物を持ってった時に絡まれたらしく、なんか、罠にハマったらしいですよ?」
「だよなぁ、、あいつら一人でもやっつけようったら、凄腕がかなりいないと。しかもあの2人ともだろ?どうやったんだ?」
「・・・・・・・女郎屋の客引き美女に連れ込まれた暗い部屋に大量に待ち構えていた、とか、、魔法使いの子が笑ってましたよ?」
「・・俺も気をつけるから、、」
「で、相手の被害は?」
「半数死亡、残りは再起不能だと」
「なんだ、じゃ俺らの出番ないんじゃ?」
「それなんですけどねー、、なんか商業ギルドの偉いさんの一人が絡んでるらしいとからしくないとか、、」
「どっちなんだよ?」
「らしいんですけどねー」
・・・・
「そいつの名前、もう調べたんだろう?」
「はい、、金野ヌスミーノ成樹という者だと。」
「は?カネノナルキ?日本人の転生者か?」
「いえ、こっちで生まれています。親はどうだか知りませんが、、」
「マフィア系?」
「どーなんでしょうね?弱っちいゴミが集まって僅かに強くなったつもりになっているカビに興味は無いんですよ魔人って。」
・・・・
遠目と聞き耳でそいつを見てみた、、へぇ若いな、、、ゲスだ、、燃やす。
で、親兄弟は?あ、だめだこりゃ、燃やす。
ついでに商業ギルドの偉い奴らをけんさk、ごほんごほん、、見てみるか、、
まあ、、平気かなー、、、あ、一匹発見、燃やす、こいつの家族は、、、燃やす。
「よし、お掃除終了。怪我した2人に見舞い持ってってやってくれ、こっちのとばっちりで怪我したみたいなんだろ?」
「・・・見舞いは持ってきますが、、まぁ、、多分、半分は自業自得なんじゃないかな?って、、」
「聞かないほうがいいか、、なんか男同士のお約束にからみそうなことだろ?」
「魔人なのでよくわかりませんが、、多分?きっと?」
歌かよ
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