オタク・メモリー

雷鳴が遠く幼き日にも鳴る きゃっきゃとへそを隠したあの夜


僕の血が腕から垂れて魔法陣へ キミを喚ぼうとした中二の夏


サッカーやろうぜ! ヘイパスヘイパス! ヘイヘイパス! ヘイパスパスパス ……ナイッシュー!


熱い風 わたあめ雲がちぎれてく 自転車をこげ、夏を逃がすな


てのひらに刺さったままのシャー芯は変わる体の変わらぬ細胞

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