魔女の後継者（廃稿）

第7話 ロザと阿修羅

　ロザはベッドに横たわりながらため息をつき、退屈そうな顔で天井を見た。

　その瞬間、阿修羅はロザの家に遊びに行き、ロザは阿修羅を見るとベッドの上に座った。

「どうした？」ロザは言った

「退屈だよ、あなたと遊ぶ!」

「何で遊ぶか分からないのか?」

　阿修羅が横に座り、二人はしばらく沈黙していた。

　そして、ロザは退屈を解消するために何かを考えて言った。

「おい！ 明日は坂の上の神社に行くんですか？」

「山の上の神社には何度も行ったことがあります! 何があるの？」阿修羅は嫌な顔をして言った

「えーと！ そんなこと言ってないで、何かいいことがあるかもしれない!」

　阿修羅はため息をつき、同意して頷いた。

　ちょうどその時、ソロモンと兄弟たちが夕方になって帰ってきたので、兄弟たちが帰ってきたのを見ると、すぐにベッドから起き上がり、兄弟たちのところに走って行った。

「お帰りなさい、兄さん。」ロザは言った

「お帰りなさい、アバロン兄さん」阿修羅が言った

　ソロモンはロザを拾って「お行儀よくしたか？」、 頷いて「はい！」と言ってくれました。

　アバロンは身をかがめて阿修羅の頭を手で触って「ただいま！」と言った。

　アバロンと阿修羅は、ソロモンとロザが椅子に座っているロザの家から一緒に歩いて帰ってきた。

　ロザは、寺の中で何か変なことがあるのではないかと期待して、目を輝かせて兄を見た。

　ソロモンは簡単に言った

「そこには何もない！」

　ロザは寺には謎があると思っていたが、何もなかったのでがっかりしていた。 ソロモンは自分の半神状態や魔力のことは言わなかったし、アバロンも阿修羅には言わなかった。

「阿修羅に何を言ったんだ？」ソロモンは尋ねる。

「彼と私は明日、何かワクワクするものを探して丘の上の神社に行こう！と言っていました。」

　彼は刺激的な出来事を聞いた後彼は、「丘の上の神社は、ロザ神と阿修羅神々が住んでいるようだ！」そうすれば人を神に変えることができるんですよ!

「ロザ、刺激を体験してみませんか？」

　それを聞いたロザは興奮した様子で、その刺激を味わうように首をかしげた。

「そして明日は夕方に上がって、体験してみてくださいね!」

「やった」

　ソロモンが家から出てきてアバロンの家に歩いて行ったのですが、アバロンは阿修羅と会話をしている途中で、ドアのところにソロモンがいるのを見て、阿修羅との会話をやめてしまいました。

　アバロンが家から出てきてソロモンが今起きたことを話すと、アバロンはそれを聞いて大喜びし、二人は邪悪な笑みを浮かべて出てきた。

「実験の準備ができているようですね!」

　翌日の夕方～～～

　空がゆっくりと暗い夜に変わっていくのを見たロザと阿修羅は、山の上の道を歩いていた。 しばらく歩いてようやく丘の上のお寺にたどり着きましたが、とても暗くて風が葉っぱを吹いていました。

　阿修羅は怯えて震えていたが、ロザはこれが今の刺激だと思って興奮していた。

　二人は神社の中に入っていくと、両側に無数の柱があり、それぞれが松明を持って明暗を保っていました。

　二人は弟もいる二体の石像に歩み寄り、その真ん中には血で描かれたしぐさがある。 円の中に模様や星が入っているようなアートです。

「これはどうしたんですか、兄さん？ 昨日言っていたワクワクするようなことですか！」ロザは不思議そうに言った

　ソロモンは頷いてアバロンを見ると、口の形を作って「実験開始！」と言った。 そして阿修羅を見た。

「阿修羅、円の中心に立ってこい！」

　阿修羅はそれが何であるかを知らなかった、彼の心は動揺し、アバロンは弟が非常に動揺しているのを見て、すぐに彼を慰めました。

「大丈夫！」

　弟の不安を和らげるように、アバロンは弟の頭を撫でた。阿修羅は兄の安心感で不安を和らげ、術中の入りの中心に立った。

　ロザは初体験ではないことに動揺していた。

　アバロンは右手を伸ばし、阿修羅に向かって手のひらを伸ばし、口を開いて呪文を唱えた。

「orusA goB（阿修羅神） !es iduborP」

(目覚めろ！ 阿修羅神)

　そして阿修羅は気分が悪くなり、全身が爆発するのを感じた。 目を大きく見開いて両手を前にして、爪で顔を掻きむしった。 阿修羅の目と口が光った。

　その光は強くて眩しいほどで、神殿全体を照らし出し、ロザは手で目を覆った。 光が消えると、ロザは手を落とし、すぐに兄弟が笑っているのを見て怯え、真ん中にモンスターがいるのを見て怯えてしまった。

　左手3本、右手3本の巨大な赤い体に、それぞれ狼の歯の棒を持ち、頭の左右に泣き幽霊と笑い幽霊の仮面をかぶり、悪霊の顔をしています。

「うまくいった！」ソロモンとアバロンは喜びの声をあげた。

　それを見たロザは駆け寄り、兄が逃げ出すのを見たソロモンは、背中から衣服糸を突き出してロザに攻撃いかかった。

　ロザは切り落とされた右手を見て、大量の血を噴き出し、地面に膝をついて左手を傷口に押し当てた。

　ロザは殺人的なオーラで地面に釘付けにされて立ち上がることができず、その目に恐怖を感じながらソロモンを見つめていた。

　ロザは目の前に立っていた人物がソロモンの兄弟ではなく、外見は兄弟だが魂的には兄弟ではないことを知った。

「お前は俺の兄さんじゃない、お前は... 誰なんだ？」ロザは震えて言った

「私が？」

「私はソロモン神、半神だ！」

　その後、衣服糸で心臓を突き刺し、口の隅から血が出てきた。 ロザはその後、彼が本当に死んでいることを確認した後、振り向いて立ち去る前に、地面に動かずに横たわった。

「なんて野獣のような兄さんなんだ!」

　ソロモンは背後で誰かの話し声を聞くと引き返し、驚いて目を見開き、アバロンは驚く。 ロザはまだ生きていて、死んでもいないのに、なぜロザがまだ生きているのか、ソロモンに明かされます。

「ロザ神になったとはいえ!」

「正しい推測」

　白い体、首から足にかけて黒い四本の縞が伸びている、両足は黒、両肩に円を描き、円の上の縞が手の甲の円にまで伸びている、黒と白の半々の仮面をつけている、長い黒髪、尻尾がついている。

　黒くて長い日本刀を手に持ち、阿修羅を見上げた。阿修羅はロザを見て「ロザ！」と叫ぶほど興奮していた。 とロザに向かって突進してきた。

　ロザは剣を拾い上げ、ゆっくりと水平に斬り込み、次の瞬間、地面に半分ほど倒れた阿修羅に黒刀を振り下ろした。 刀は神殿の柱も折ってしまい、神殿は崩壊してしまいました。

　状況が良くないことを察知したソロモンとアバロンは神社の外に逃げ出し、ロザは阿修羅が石に押しつぶされて死ぬのを見ていた。 死の1秒前、阿修羅は意識を取り戻し、ロザに賛美のジェスチャーを送った。

　最後の息で、彼は言った。

「案の定... ロザ... お前は最強だ!」

　その言葉の後、彼は明るく微笑んだ後、石に頭を潰されて床や壁に血を噴き出した。

　ロザは神社の外に立ち、神社が完全に倒壊するのを見届けてから、後ろ向きになって軽く坂道を歩いた。 足音が異様な森に響き渡り、ソロモンの二人を殺すことを誓って拳を握りしめた。

　現在のロザはロザ神ではなく、本物のロザ神です。 心臓を突き刺された時、その意識は耐えられずにロザ神の領域に行き、その力を彼に送った。

　　ロザ神が「なんて野獣のような兄さんなんだ!」と言った後に、ロザに意識を戻し、力を与えた。

　ロザはしばらく歩いて、村人全員が彼の前に立っている村にたどり着いた。 彼は目を見開いて呆然と見つめていた。

　村人全員の目が抜かれていること、村人の背中に衣服糸がついていることを発見し、村人が操られていたことを確認した。

　ソロモンは村人の後ろから出てきて、アバロンが赤龍になって空を飛んでいく中、ロザの前に立った。

「ロザ......あなたも参加してみませんか？ 俺たちはもう半神だ 参加すれば、あなたの言う刺激を体験できます。 それは素晴らしいことではないでしょうか？」

「我々は正義だ！」

　ロザは上から下へと剣を振り回し、黒い剣の空気がソロモンの脇腹に擦り寄った。 ソロモンの左頬に短い剣の傷が現れ、そこから血が流れた。

　ロザは左手を爪の形に開いて目の前に置くと、仮面の黒い部分を割った。 口を開けて鋭い歯を見せて言った。

「からかってるのか？ よくも実の弟を実験台にしたな これがお前の言う正義か？ お前らの偽善的な正義よりも悪の方がマシだ！」」

　ロザは左目でソロモンを固唾を呑んで睨みつけると、左手を上げてソロモンに剣を向けた。 左手を上げてソロモンに剣を向け、二人との関係を断ち切りたいという意思表示をした。

　ソロモンはロザに近づき、剣を心臓の前に置いた。

「できるなら殺してくれ！」

　ソロモンはロザを見下ろし、ラサの怒った顔を見て、次の言葉を言った。

「あなたの表情は本当に面白いですよね!」

　この言葉にロザは激怒した。

第3巻の終わり