第50話中古携帯ショップだよ!いくらちゃん

「はーい。いらっしゃいいらっしゃーい。ばーぶー」


「あれ?いくらちゃん?」


「はーい。また変なところ見られちゃいましたね。ばーぶー」


「へー、中古携帯ショップでバイトしてんだー」


「はーい。どうですか。いいものが揃ってますよ。ばーぶー」


「へー、え?!最新のあのあいふぉおおおんがこの値段!?」


「はーい。でもこれは安い代わりに△ですよ。ばーぶー」


「え?△って?」


「はーい。ローンが残ってる状態で売った商品ですね。残債スマホですね。つまり前の購入した方がローンを残した状態で売ってきたものを買い取って販売しているんです。ちなみに通信制限がかかって残ったローンを払わないと通信制限がかかり利用できないです。ローンがどれだけ残ってるかは分からないです。ばーぶー」


「へー、ローンがいく、いや、どれだけ残っているか分からないんだー。それは怖いねー」


「はーい。知らないと大変です。他にも同じ機種でもきゃりあによってそのまま乗り換えとかすると電波があれなこともあります。ばーぶー」


「へええええええええ」


漢字は苦手だけど機械には強いいくらちゃんであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る