第5話漢字はどうかな?いくらちゃん

お客さん「すいませーん。領収書もらえます?」


「いくらちゃん。お願いできるかい?」


「はーい。お客様、あて名は何でしょうか?ばーぶー」


「あ、『こじま』でお願いします」


「はーい。『こじま』様ですね?ばーぶー」


(書き書き)


「こちらでよろしいでしょうか?ばーぶー」


『小島』


「いえ、『児玉』の『児』の方ですー」


「はーい。大変失礼致しました。ばーぶー」


(書き書き)


『小児』


「いくらちゃーん。それじゃあ『小児科』だよー」


漢字は苦手ないくらちゃんであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る