第4話ふぁみこんだよ!いくらちゃん

「はい!いらっしゃい!」


「あのー、ソフト売りたいんですけどー」


「あ、買取ですねー。商品はどちらになりますか?」


(紙袋どーん)


「これ全部お願いしますー」


「ありがとうございまーす。それでは査定いたしますので少々お待ちくださいねー」


(査定中)


「いくらちゃん。これいくら?」


「はーい。これはいきなりレアですね。『あくまじょうどらきゅら(ふぁみこん版)』で7500円ですね。ばーぶー」


「これは?」


「はーい。これもレアですねえ。『たかはしめいじんのぼうけんじま4』で一万円ですねー。ばーぶー」


「お宝やねえー。これは?」


「はーい。こ、これは。。。『さまーかーにばる92れっか』。。。これは初めて見ましたね。2万5000円ですね。ばーぶー」


「そんなに!じゃあこれは?」


「はーい。これは『もえろついんびー』で3000円ですね。いや、それでも結構なお宝ですよー。ばーぶー」


「そうなん?最後のこれは?」


「はーい。これは千円ですね。『たーみねーたー2』です。これもお宝ですよー。ばーぶー」


「買取お待ちのお客さまー!」


~閉店後~


「いやあー、れとろげーむの査定に定評があるいくらちゃんにはホント助かってるよー。どう?社員にならない?」


「あ、自分はアルバイトの方が合ってますので。ばーぶー」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る