「……戦争は待ってくれるだろうか」

「……戦争は待ってくれるだろうか」

————ポール・レイノー(1950年1月)


 冷戦初期、ソビエト連邦と西欧の軍事力格差を見ての一言です。実際は「……」のあたりに西欧とソ連の師団数を比較しての嘆きが語られています。こうした言葉から、当時の西欧がどれほどソ連に対して脅威を感じていたかが分かるでしょう。

 この後、英国をはじめとした欧州の働きかけによって、ケナンを始めとした有力な批判者がいながらにしてNATOが設立されるに至りました。


 今現在、日本は比較的平和といえるでしょう。しかし、果たして我が国は戦争に追いつかれないでいられるでしょうか?

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