塾・予備校・参考書等

塾や予備校って通うべき?


 塾や予備校って通うべきだろうか?


 これは多くの受験生が直面する問題ではないでしょうか。そもそも塾や予備校に通うべきか、通うとしたらどの塾・予備校に通うべきか……。はてまた、通信教育なんて手もありますよね。



 この問いに対する私の答えは、「人によって最適解は異なる」です。答えになっていなくてすいません。


 まず前提として、金銭的な事情を考えておく必要があります。予備校に通うにしても通信教育を受けるにしても、お金が掛かります。これは本当に個々の事情があるでしょうから、こればっかりは何とも言えません。ですから、この点に関しては一旦置いておくことにします。


 自分で勉強する、又は学校の先生に頼って勉強することで成績を十分に伸ばせるのであればそれで良いと思います。ただし、これはある程度能力がある人にしか出来ないのではないかと思いますが。


 では、通うかどうか選べる状況下にあるとして話を進めましょうか。

 塾・予備校、と言っても、幾つもの選択肢がありますよね。個別指導、集団授業、映像授業……。これも正直、合う合わないが人によって違うと思います。また、地域によっても変わってくるかもしれませんね。例えば東京なら個人経営の塾でも東大のデータを沢山持っている所もあるだろうけれど、地方だと今までに東大に行った先輩がいない所だとそれが無い、とか。


 もちろん合う合わないがあるので一概には言えません。体験授業とか口コミとかを参考に、自分に一番合うと思う所に行くのが一番だと思います。が、個人的な考えで言わせて貰うと、地方から遠方の大学に進学するのであれば、大手の方が良いのかな、と思います。というのも、蓄積されたデータ量=情報量が多いからです。


 特に大きいと思うのが、二次試験対策(記述)です。地元の大学の情報はやっぱり地元が一番持っています。難関大だって例外ではありません。過去に受けた人数が多ければ、それだけ情報量も多いのです。ですから、遠方の大学に行こうと思った際には、どうしても情報格差に直面することになるかと思います。ところが、ここで強みとなるのが大手の情報網です。フランチャイズでやっているところも多いとは言え、やはり全国の受験生のデータを持っているというのは大きいことです。志望校対策だって、地元の受験生たちと同じシステムや教材を使えるのですから。予備校によっては、答案を添削して貰う事だって出来ますしね。


 じゃあ、私の場合はどうだったのか? と言うと、前述の理由から東進衛星予備校に通わせて貰っていました。「今でしょ!」というフレーズでお馴染みの林先生が所属されている予備校ですね(私は林先生の授業は取っていませんでしたが)。県外進学を目指していましたし、しかも住んでいる地域からはかなり稀な進学先だった為、二次対策で答案の添削をして貰えるのがかなり魅力的でした(私が通った校舎は担任や担任助手の先生方も素晴らしく、雰囲気が良かったのも大きな要因でした)。


どういったシステムが自分に合うのかはそれぞれでしょう。しかし、大手でも校舎によってかなり雰囲気が違う、ということは意識した方が良いかと思います。


 という訳で好き勝手書きましたが、まあつまるところ人それぞれだろう、というのが結論です。答えになってなくてすみません。

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