第8話 天然農園at氷の大陸

かつて人類が食料合成の技術を発展していた。味はまずいが食糧の心配はないが、それでも一部の人間が天然食材のあじを求め続いていた。


海の彼方にある、さむい氷の大陸にそのための天然農園がそこにあった。


大陸全土は厚い氷に覆われ、それでもかつて人々はたくさんの温室を築き上げた。いろんな条件を揃え、すべては最高な作物の育ちためだ。


このご時世は贅沢すぎる。


「トマトソースにヤングコーンのやきが出来上がり!」


毎日、透ける氷の塊のような外見の温室のなか、悠悠自適の時間を送り、その上シェフロボットに作ってもらった宴がはじまり。


でもいくら動物を再生する実験を繰り返しても、全部見事に失敗した。肉のない宴なんて皮肉だ。それでも仕方がない。


でも今日は違った、ペンキンのロボットが温室に襲い掛かった。


その体を使って、温室に衝撃し続けた。


「バカ者どもが!おいらも食べさせてやれ!」


温室は崩壊し始めた。


がそのとき、一本怪異な光線がペンキンの体を貫いた、


「ダレヨョ!?キサま!にこにこ???!!!」


ペンキンがおかしくなった。


「浄化の女神さまの使者よ!あなたはミニオンの一人をしてるよ。でももううんざりだ。ここからエクスペクトの討伐をはじめるんだ!」


強烈な爆発の後、氷の大陸はまた平穏になった。


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