三身一体の設定により、常に三人のキャラクターが会話劇を繰り広げる点で、にぎやかな雰囲気が伝わる。特に、三人の組み合わせが良い。男勝りな女1人、お人好しな男1人、自信家な男1人。読んでて飽きない。そして、男装の少女がパーティに加わり、三人一組で少女を護る立場になり、あたたかい気持ちになりながら読むことができた。感覚はハードカバーのファンタジー小説を読むのに近い。しかし、ストーリーの展開が早く、気軽に読めてしまう部分がWEBで読む時にはありがたかった。