天地夢巡

ナイトメアン

第1章 プロローグは突然に

僕の名前は神里伸弥。

僕は、ホラー系の謎解きゲームが好きで、いつも通り、スマホでゲームをしていた。すると、急に天井や、壁が真っ赤に色付いたんだ。それを見て驚いた僕は、辺りを見渡すと、

『なん ……だ …… これ』

と、びっくりして、硬直状態になってしまった。まぁ、それもそのはず、辺りは火の海に囲まれていたのだから。

そして、それを見て、数分ほど立つと、正気に戻り、焦り始めた。

親もいないし、家の中には自分しかいなかったので、火の海の中で、孤独、不安、恐怖

が、湧き上がってきて、パニックになり、火の海に飛び込み、早く外に出ようとしてしまった。

今思うと、凄く危険な事をしようとしてたんだなって感じるよ。

そして、そんな中、急に僕のスマホがプルルッと、なり始めた。そして、その音を聞いた僕は、

『何だよ、こんな時に、』

と、言って、その音を無視し、また、火の海の中に入って外に出ようとしていた。だが、僕は、冷静になり、あれ、このまま、火の海に飛び込んで玄関から外に出ようとしても、結局火に囲まれてるから死ぬ確率の方が高くね?

と、思い、もう一度どうするか考える事にした。そして、

もしかして、スマホで助けを呼べば、まだ、助かる可能性が高い。だが、すぐに助けに来てくれるかも分からない。だから、この手を使うとしたら、スマホを持って、ベランダに避難するしかないよな。

と、考えたが、いやでも、スマホを取っている途中に火がこっちまで来たらどうしよう。

と、また、考え込んでしまった。

そして、僕は、

何も持たずにベランダに避難して、助けが来るのを待つか?

と考えた。でも、ここで選択を誤れば死ぬと思っていた僕は、

『でも、助けがいつ来るか分からないし、外にまで火が来てしまったら大変だ!だが、この2つ以外に手は思い付かないしうんんんんー!』

と、頭を抱えてしゃがみ混み、悩み混んでしまった。僕の近くに、火が刻刻と、近づいて来て、もう、触れられる距離まで来てしまった。

だが、まだ逃げる決心がついて居ない僕は、また焦り始め、パニック状態に陥ってしまった。

すると、今度は、

ピロリン

と言う音が鳴った。

『今度はメールが来たのか。なんかやけに今日はスマホが鳴るな』

と、言いながらスマホの音で目が覚め、逃げる決心をしたんだ


スマホを持ってベランダに避難する

or

スマホを取って、その場で助けを求める。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る