裏を見せ 表を見せて 散るもみじ

親だって同じ人間ですから


決して完璧ではありません。。。


ですがいろんな人間的なところを見せてくれながら


こころで向き合ってくれています。。。


わたしの父ちゃんは男手で家事をしながら


わたしと弟を育ててくれました


父ちゃんでもあり母ちゃんでもあります


学歴があるわけでも


肩書があるわけでもないけど


左官職人としてわたし達を育てるために


暑い日も


寒い日も


外で一生懸命働いて育ててくれて


そしていろんな病気と闘って


とっても苦しんだ生涯だった


人工透析になったり


脳梗塞になったりもした


だんだんちっちゃくなっていく父ちゃんを見て


どんなことでもしてあげたいと感じた。。。


そんな時でも


お見舞いに来てくれた人に気遣って


よくしゃべれなかったり


自由に歩けなくて


自分が一番辛いのに


みんなに手を振って大丈夫だよって笑って見せた


もう言葉ではなかった


言葉を超えてこころに響いた。。。


父ちゃんは一生をかけて


こんな大切なことをわたし達に教えてくれた。。。


どんな学校でもこんな生きたこころは教えてくれない


身をもって一生分の大切なこころを残してくれたね。。。


こうして今自由に話したり


自由に食べられたり


自由に歩けたり


健康でなんでもない日常が送れるということは


それだけでどんなに幸せで


とっても恵まれていることか。。。


それを身をもって教えてくれた


父ちゃん、こころの中に


一生分の無くならない宝物を


こころに愛をありがとう。。。

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