そこだから
美談を語ろう、ずっと美しく
瞳孔合わせの夜が更けていくね
そうだね、刻々と過ぎていくね
私は被予言者
あなたの涙はわたしのもの
せーのでいくよ、一緒にまばたき
ぼくは予言者
きみの前髪の長さが長い
きみの命の短さが短い
だから活き活きしよう
誰も通らぬ道を通るには
通りゃんせを自己解釈するより
他に道はなし
思いのほか、なんなく進む、道すがら
蛍光黄緑の点々を見付けたよ
ほら、行こう、すぐそこだから
天使の血痕たどれば
天国なんてすぐそこ目の前
身軽、着飾らず、自切繰り返す
舌足らずの遺言、暴れる
寸足らずの果実、棄てられる
考え足らずの恋、燃え上がる
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