第10話 伏線って楽しい

伏線を張るのは楽しい。


いつか回収する時を想像するのもワクワクするし、

回収できた瞬間は一人でにやにやする。


分かりやすい伏線もあれば、

「誰も気づかないよね?」という細か過ぎる伏線もある。


ずっと機会を伺っている伏線がある一方で、

すっかり忘れていて、突然、

「あ、ここであれを活かそう」と思い立つ瞬間も多い。



伏線といっても、複雑なものじゃない。

どうせ自分で伏線だと思い込んでいるだけだ。


ただ、そのお遊びがあまりに楽しいので、

複数の作品にまたがってまで張ってしまう。


読み手さんには迷惑極まりないだろうなと思う。



でも、両方読んでくれた人だけが「もしかして?」と

気付きそうなレベルのものなので、お許し願いたい。


要するにおまけみたいなもので。

……だんだん、無言の圧力を受けそうな気がしてきた。


最後まで書ききったら、きちんとネタバレすべきだろうね?



◇後書き

コラボ的発想が物凄く好きです……。

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