工場見学
@hirakiya
工場見学
今日は社会見学の日で内容は工場見学だった。見学先は自動車工場で、たくさんの大きな機械が動いているのを見て生徒たちは皆楽しそうである。
特に何か問題が起こることなく予定通りの時間に紹介は終わり、最後の質問の時間になった。
「それじゃあ何か質問のある子はいるかな?」
案内役の工場の従業員のお兄さんが笑顔で生徒に尋ねる。それに答えるかのように何人かの生徒が真っすぐ手を挙げた。
「えっと、じゃあそこの青い服着てる男の子!」
一際熱心に手を挙げていた子を指した。自分が選ばれて嬉しかったのか、その子は笑顔でこう質問した。
「えっと、さっきの押しつぶす機械に付いてた赤いのってなんですか?」
工場見学 @hirakiya
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます