美樹の決断~②
「今はいろんな種類があるからな。でもまだ学生で初めて使うのなら、軽くてシンプルな物がいい。選択肢が多いと逆に悩むだろう。どんなのが欲しい? 俺がプレゼントするよ」
「自分で買いますからいいです。そんなことしたらお父さんに怒られます」
「そんなことを言うな。これまでお年玉だってあげたことがないんだ」
「いいですよ」
「遠慮するな。少しくらい伯父らしい事をさせてくれてもいいじゃないか」
「横から口を挟むのは余計かもしれないけど、一度お父さんに聞いてみたらどう? そんなに高いものでなければ、伯父さんの気持ちを立ててもいいと思うけど」
父が横から正一の言い分に助け船を出す。彼もそう言われると困ったように、
「はい。一度父に聞いてみます」
と渋々ながら大人達の意見に従っていた。そこで美樹もつい余計な事を言った。
「来音さんは縁無しの、シンプルなものがいいらしいですよ」
それを聞いた正一は
「じゃあレンズは丈夫なプラスチック製で、ブリッジやツルがダークブラウンかブラックってところか。探しておくよ。それはそれとして、これは今年のお年玉だ」
と、事前に用意していたのだろう、財布からポチ袋を出して彼に渡した。
「ありがとうございます」
彼は拒みかけたが周りの視線に気づいたようで、躊躇しながら受け取る。そこで気になったことを質問した。
「来音さんとはずっと会っていなかったと聞きましたが、どうしてですか」
すると正一は、それまで笑っていた顔が急に曇り始めた。横で父が余計なことを、という目で美樹を見る。しかし彼は静かに説明をしだした。
「名乗らない方がいいと思っていました。修二という弟の存在と居場所を両親から知らされたのは、私が高校に上がる前だったかな。双子の弟がいた記憶などなかったのでとても驚きました」
「どう説明されたのですか」
「働く場所を転々として貧しい暮らしをしていた家族も、私が中学に通い出してから生活が落ち着き始めました。そこでようやく両親の心にも余裕ができたのでしょう。泣く泣く捨てた我が子の所在が気になり調べたそうです。すると裕福な家庭で養子に迎えられ、しかもその後捨てられた場所の近くにある、若竹学園に通っていることが判ったそうです」
「今の来音さんと同じように、駒亭で下宿されていたそうですね」
「そうです。駒亭でお世話になっていたからこそ、すぐに居場所が判ったようです。捨てられた修二を見つけ、若竹山神社で育てるようにしてくださったのが、駒亭の大将のお母さんである、小間田
「そうだったのですか!」
「はい。修二は成績も優秀で、経済的にも人にも恵まれた環境にいることを知り、両親は今更名乗りでることは辞めようと思ったそうです。でもそんな弟が一生懸命勉強して頑張っていることを、私に教えてくれたのです」
「そうでしたか」
「私は刺激を受けました。捨てられた弟が幸せに暮らしていると聞いて素直に嬉しかった。また自分を捨てずに育ててくれた両親に対し、感謝しなければいけないと発奮しました。だって捨てられていた方が幸せだったと思われたくないじゃないですか。だから私も勉強するようになり、修二ほどのいい大学には入れませんでしたが、東京の大学に進学してその後新聞社に入りました」
「すごいですよ。新聞社に入るって難しいですよね。ご両親も喜ばれたでしょう」
「はい、とても。競争率は高かったですが、運よく入ることができました。同じ年に修二は大手の保険会社に入社しましたからその事にも喜んでいましたし、私の就職先も負けていないことで少しは親孝行できたと思います。でも私が社会人になり働き始めたと途端、二人とも相次いで亡くなりました。ガンでした。若い時に厳しい労働環境で働いていた時の影響もあったと思います」
「すいません、そうでしたか。もう亡くなられていると聞いていたのですが、そんな早くにだったとは知りませんでした。お辛い話を思い出させてしまいましたね」
「別に謝ることではありません。十分でないにしろ、親孝行はそれなりにできていたと思うので良かったのかな、と今は考えるようにしています」
そう言い終わった時にドアがノックされる音がした。追加注文した二人分の御膳が届いたのだろう。一瞬緊張したが、入ってきたのはおじさんとは別の人だったので安心した。
「ご注文の鰻御膳です」
運んできた御膳を二つ、父達の前に置いた従業員はすぐに出て行った。
「健一さんじゃなかったな。今日は忙しいのかもしれないね。後で顔を出す可能性もあるから少し注意しなきゃいけないけれど、食べながら話しましょう」
父はそう言って正一に目配せをして箸を持った。美樹達は僅かしか残っていない分を食べ終えようと同様に箸に手を伸ばす。
「どこまで話したかな」
美樹とシンは食べ終わり、父達が膳の半分ほど手をつけた状態で正一が喋り始めた。
「伯父さんが就職して両親が病気で亡くなった所までです」
シンがそう言うと彼は頷いた。
「そう、実はそこからの話も色々関係してくるけれど、今日は美樹さんの話が本題だからできればその話をしよう。美樹さんは今後どうしようかと悩んでいるようですね」
「はい。でもその話と父が心配して駆けつけてくるのはまだ判りますが、失礼ですけど何故そこに来音さんの伯父さんが絡んでくるのですか。父とも面識があると伺いましたが」
そこで父が話に割って入り、説明をし始めた。
「今回美樹が苦しんだ噂の拡散が、前々から出ていた和多津家の山の売却と深い関係があると分かったからだ。それを教えてくれたのが、ここにいる正一さんだ」
突然の話で自分が責められているように感じ、涙が滲み出るのを我慢して尋ねた。
「そんな話がでているの? それと私が関係あるってどういうこと? 私のせいですぐにでも山を売らなきゃならなくなったってこと?」
一瞬困った顔をした父に代わり、正一が説明を引き継いだ。
「そうじゃない。ずっと前から和多津家の山を手に入れたい奴らが居て、所有者である君の祖父の忠雄さんに対し、色々な手を使って山を手放すよう働きかけていたんだ。忠雄さんも後継者がいないから、売却には前向きだったらしい。一さんと実さんは役所勤めだし、久代さんは同じミカン農家の田口家に嫁いだからね。でも忠雄さん夫婦はまだ元気だし、美智代さんもいるから手放すとしてもまだ先の話と考えていたようだ」
「それは分かりますし、知っています」
少し落ち着きを取り戻した美樹に、正一は話を続けた。
「だけど今すぐ手に入れたい事情が先方にできた。それで忠雄さんを急かしだした。しかしまだ先の話とはぐらかされ業を煮やした連中は、美樹さんを再び引き籠らせる噂を拡散した。悪いのは土地を手にしようとして、その後ろで糸を引いている奴らだ」
「そんな。どうしてあの山を? 噂を広めることと何の関係が? 誰ですか、それは」
今度は父が辛そうな顔をして話してくれた。
「言い難いが、そう企んだ人達の中に田口家も入っている。ただ田口家だけが悪いんじゃない。その後ろで糸を引く黒幕がいるんだ。美樹の噂を広めたのは、和多津家の立場を悪くさせるためさ。勘違いするな。お前は悪くない。あの件を口実に和多津家の井畑での立場を貶めることで、早く山を手放させようとしているんだ。言いがかりをつけて、以前からあった田口家と共同出資する会社に山を売る話を強引に進めている」
そこで再び正一が話に割って入り、父のことを庇いながら説明を付け加えた。
「美樹さんの事は単なる口実だ。実は田口家が山を買い取った後、井畑地区が若竹のように国から補助金の出る特区に選定されるよう裏工作が進んでいる。その秘密裏に動く自治体の窓口に、特命の仕事として一さんとお兄さんの実さんが選ばれた。そうやって山の売却を推進するよう、周りから様々な圧力がかかっている」
訳が判らない。母の実家で幼い頃から優しく美樹を可愛がってくれ、久代叔母さんの嫁ぎ先でもある田口家がそこまでして山を手に入れようとしているのか、理解できなかった。
「ここで何故そうなったかの説明は後にしよう。美樹さんの問題は別だから。今の私はフリーの記者で、井畑の土地を巡った動きをずっと探っていた。そこで調査して阻止したいことと、一さんが阻止したいことの利害が一致したから二人で会うことになり、情報交換するようになった」
「何ですか?」
「井畑計画の阻止だ。その中には和多津家が山を売却しないことも含まれる。不正の証拠は俺達が集めるから、美樹さんは心配しなくていい。また私とあなたのお父さんとの利害が一致したのはもう一つある。美樹さんを守ることだ」
「私を?」
「美樹さんはシンに言ったそうだね。今後どうすればいいのか。若竹を去り井畑へ戻るか、別の場所に行くのがいいか、それとも若竹に居続けるのがいいのか、とね」
「言いました。けど、それが何か?」
「今後どの道を選ぶにしろ、避けて通れないことがある。だから悩んでいるんだよね」
美樹は息を飲んだ。そして何とか答えた。
「そうです。逃げ出したい。でも逃げ続けられるのか、それが正しいのかが分かりません」
しばらく部屋に沈黙が続いた。父と正一の御膳はまだ残っている。気づいた二人はすっかり冷めてしまった鰻を一掴みして口に入れ、再び箸を置いた。美樹はそれ以上考えられなくなっていた。体の変調は無いが、思考は完全に停止している。脳が拒否状態に陥った。恐らく目の焦点さえ合っていなかっただろう。
そんな様子を心配した父が、隣から私の背中をさすりながら尋ねてきた。
「大丈夫か。気分は悪くないか」
黙って首を横に振った。今のところ問題はない。ただ頭が働かないだけだ。これ以上深く掘り下げることを体全体が危険を察知し、拒んでいるようだ。
「今日はこれで止めましょう。美樹さんが辛くなってしまう。僕は逃げてもいいと思います。父もそうでした。逃げることで心と体を守ることができるのなら、そうした方がいい。でも時には心と体を守る為に闘うことも必要な時が来ます。現在、父は闘っています。方法は人それぞれ違いますし、その時々で変わっても来るでしょう」
「シンの言う通りだ」
「そうですね。美樹、今日は驚かしてすまなかった」
彼による一歩引いた言葉でこの場が解散になる雰囲気を感じた途端、思考が突然動き出した。このままでは良くないと、心の奥底に潜んでいた感情が突然湧いてきたのだ。
「私が闘うってことは、告白するってことだよね」
父が隣でギョッとしていた。正一は目を丸くしている。ただ目の前にいた彼だけが、じっと優しい眼差しで見つめてくれていた。そう、でも大丈夫、心配しないでと言ってくれている。その気持ちに勇気づけられた。
「そうだね。私が逃げ続けている間は何も問題が解決しない。私や井畑の人達が隠し続けていたことを、晶との関係をここではっきり公表しない限り前には進めないし、どこにも行けないってことだよ。どこに行くかは、その後に考えればいいのよね」
「公表するってお前、」
父は動揺を隠せないでいた。正一は黙って下を向いている。
「全部よ。井畑の人達が隠していることも、和多津家や田口家が私を守る為にしたことも全部。山の売却の話だって私の事を隠し続ける為に、お爺ちゃんが無理している訳でしょ。だったら全て公表すれば、慌てて山を売る必要が無くなるじゃない。その件がなくても、私が前に進むにはここで闘うしかないのよ」
「でも闘うってことは、辛いことと正面から向き合うことですよ」
シンが落ち着いた声で小さく呟いた。
「大丈夫。私、告白する。きっと辛くて泣くかもしれないけど、皆の前で正々堂々と今まで隠していた事は何で真実がどこにあるか、言いたい事全てを発表する」
涙がこぼれ落ち無いよう堪えながら、思い切って宣言した。しかし正直怖い。そう思うと体が震え、動悸がし始めた。頭も痛み、暑くもないのに額と首の周りに汗が浮かんだ。横にいる父がその変化に気づき、背中をさすりながら持っていたハンカチを取り出して汗を拭いてくれた。
「無理するな。もう十分だ。どうしたいかを口に出せただけでも大きな一歩だと思う。でも体は正直だから、こうして症状が出てしまう。焦らないでいいから」
父の励ましの言葉を聞き、我慢していた涙が眼から溢れ出して頬を伝う。もう限界だ。とうとう我慢できず、しゃくりあげるように泣きだした。それでも黙ったまま、温かい手でずっと背中をさすり続けてくれ、時折涙を拭いてくれた。
シンや正一もまた、じっと静かに落ち着くのを見守ってくれている。だから余計に涙が止まらず、体全体に溜まっていた
ドアのノック音が聞こえたのは、美樹の気持ちが少し治まりだした時だった。
「はい、どうぞ」
父が背中をさすり続けながら答えると、健一おじさんが顔を出した。だが部屋の状況を把握したようで、
「失礼しました。申し訳ございません。ごゆっくりしてください」
そう言い残しすぐにドアを閉めて引っ込んだ。そんな彼の様子を見た美樹は、冷静になってきたからだろう。それまでも頭に浮かんでいた疑問の一つを口にした。
「そういえば、お父さん達ってどうやってこの部屋に私達がいると判ったの? この部屋は二名で予約したはずなのに。おじさんもお父さん達がいることに驚いてなかったけど。注文だって当たり前のように追加していたし」
「それは事前に連絡を入れたからだよ。シン君から正一さんに、彼から私に二人がここで食事をすると連絡を貰った時、こっちは別で予約を入れたんだ。そうしたら偶然にも美樹が今日個室に予約を入れたけど知っているか、と気を利かせた健一さんが聞いてくれたのさ。そこで知らない振りをして、美樹に確認を取り同席してもいいか聞いてみると伝え、その後了承を得たからと四人の予約に変えたんだ。私達は少し遅れるとも言ったから、後で追加注文しても不自然じゃなかったのはそう言う訳だ」
「そうだったんだ。でも私達が予約していると聞かなかったら、どうするつもりだったの?」
「健一さんなら必ず耳打ちしてくれると確信していたけど、何も言われなかったら別の個室を予約し、偶然を装って部屋に入ることも考えていたよ。シン君への挨拶もかねて話していたとでも言っておけば、健一さんに見つかって驚かれても言い訳できる」
ここから正一が父の話の続きをしてくれた。
「それに私と一さんは、最近ここで何度か会っているから常連なんだ。もちろん私はこの恰好でね。そうしておけばいざ話のできる機会が来た時に使えると計算していたんだ」
「どうしてそこまでしてこの店を?」
「ここの個室は偉いさん達がよく利用していることは知っているね。そう言う人達が良からぬ話も出来るよう誰にも顔を合わさず入ることもでき、出ていくこともできる。しかも部屋は防音設備がしっかりしていて電波も通しにくい分、盗聴もできない。実は敵方が良く使っている店なんだよ。それを逆に利用させてもらったのさ」
「敵方って? 健一おじさんも井畑の計画に関わっているの?」
「いや、直接関わってはいない。ただ内容は知らなくても、いろんな胡散臭い話がこの店で行われていることは知っていると思う。それにこの店は洋子お義母さんの実家だからね」
「伯父さん、今日はそれくらいにしない? 和多津さんの体の事を考えたら、一度に色々言うのは良くないよ。後で疲れが出ちゃうから。お父さんの時だってそうだったもの」
シンが心配してそう口を挟み、話を終わらせようとした。
「ちょっと待って。もう少しだけ。来音さんはこの件の内容を詳しく知っているの?」
美樹の質問に彼は少し首を傾げ、考えながら答えてくれた。
「伯父さんからはそれなりに聞いています。でも裏の計画の事は一部しか知りません。多分伯父さんも僕には隠しているみたいだから」
「それはそうだ。知って身の危険が及ぶ情報までは伝えてない。だから美樹さんも知りたいと思うだろうが、シンが持っている情報程度で留めて欲しい。計画に巻き込まれてはいるけれど、美樹さんは自分の為に今できることをやることが大事だしそれで十分だと思う」
話はそこまでにして一旦解散しようという話になった。父が外線でタクシーを二台呼んでくれ、美樹達は先に部屋を出て別々のタクシーに乗り込み店を後にした。結局食事代はシンの分も含め父達が払うと言って聞かないので、甘えることにした。
下宿に戻るタクシーの中で、美樹はシンに小声で尋ねた。
「聞いてもいい? おじ、」
そこまで言ったところで彼に手で制止された。
「止めましょう。今後電話や下宿の部屋の中でも。そういうことです」
彼は監視という言葉をあえて使わず、持っていたスマホを黙ってかざした。
「そんなに?」
「こういうものの威力は、例の騒ぎでご存じでしょう」
確かに美樹の周りに起こったことでIT部が動き、多くの人の言動を探ることができた。ただ今度は逆に自分が対象になったと考えただけでぞっとする。
そこで彼はジャンパーの中から手帳を取り出し、そこに何かを書き始めた。
「何?」
覗きこむととても薄い字で、
“今後はこういうアナログな手法を使っての情報交換しかできません。それだけ監視されていると思って下さい。伯父があのような格好をしていることで判りますよね”
と書かれていた。その文章を読み黙って頷く。彼はそれを確認すると、書いた文章を消した上でもう一度書きだした。それだけこれからのやり取りは慎重にしなければならない。そう彼は今の行動で伝えようとしているのだ。
“今後も今まで通り和多津さんには部屋に籠ってもらい、僕が部屋を訪ねます。そこで音楽をかけて関係ない話でもしながら、筆談でやり取りすることにしましょう”
メモを見てまた頷く。沢山聞きたいことがあった。これまでの話の中からも様々な疑問が湧いてくる。井畑計画については知らなくていいと正一は言っていたが、身内や親戚一同が絡んでいるなら誰が味方か敵かだけでも知りたい。そうでなければ、今後も下手に話ができなくなる。
そう考えると、彼の言うようにしばらく部屋に籠っていた方が都合いいと気づいた。周囲の人達が寄ってこない状態であれば、余計な神経を使う必要がない。だから彼は今まで通りにしようと言ったのだろう。
彼がまた横で何か書き出し、見せてくれた。
“和多津さんが疑問に思うことは、僕が知っている範囲でお伝えします。でも一番は今後どうすべきか、です。できればその話を中心に筆談をしたいです”
それを読み、彼から手帳とペンを受取り、横に書き加えた。
“そのことも筆談?”
反応を確認すると、彼は黙って深く頷いた。美樹が今後どうするかさえ、敵に知られてはいけないらしい。
「分かった」
そう一言だけ口にし、後は二人とも下宿先に着くまでは何も喋らず、ただじっと外を流れる真っ暗な冬の夜の景色を眺めていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます