第3話戦闘

「適合率どうだ!?」

「適合率60%、無理をしなければ飛べません!」

「くそ!どうなってやがる!再調整後もう一度適合確認!」

「技官!お電話が!」

そういい受話器が前まで行った。

「何!?もう突破されかけてるだと?分かった。このまま攻撃を継続。こちらも急ぐからもう少し踏ん張ってくれ!」

受話器を置き戻ってきた。

「如月君、悪いが確実に増やしがでるがやってくれないか?」

もう決まっている。

「当然です!やります!」

「よし。開発班!再調整中断。無理をするがその適合率のまま出撃させる!当人も副作用は了承してもらった。いいな?」

「はッ!」

それからさっきと同じ動作をし適合率の再確認を行った。

「適合率60%、リミッター切除!適合率80%行けます!」

「よし!エレベーター始動!」

こちらへ。

そう言われエレベーターに乗り込む。

そうしてエレベーターが動き出した。

「地上、出ます!」

そういい地上に出ると滑走路の半分は使えなくなっていた。

イヤホン越しに会話が聞こえてきた。

どうやら離陸はあちらでやるようだ。

自分の後ろにあるエンジンが点火された。

そうして管制官とこちらとで連絡がおこなわれた。

自分は何を言っているかわからなかった。

その後、載っていた土台が動き出した。

カタパルトではなくどちらかと言うと航空機のタイヤの部分だけが繋がっているような物だ。

それが動き出しそのまま空に上がった。

「如月君、聞こえるか?」

「はい、聞こえてます。」

「今あるのは機関砲だけだ。後方に取り付けてあるから掴んでくれれば取れるはずだ。」

言われたとおり後方にそれらしき物があり掴むと取れた。

「無事武装できたようだな。今まっすぐ飛んでいるが旋回時はする方向に念じてくれれば旋回する。機関砲は引き金を引けば発砲できる。連射だから撃ったら毎秒55発発砲できる。残量に気をつけて発砲してくれ。敵は頭の中に浮かんでくるはずだ。では頼んだ。」

そういい連絡が途絶えた。

言われたとおり敵の場所は掴めた。

すぐさま旋回し目視で確認できるまで近づく。

すぐさま敵に機関砲を打ち込む。

そうすると敵はバランスを崩し墜ちていった。

その後も次々と落としていく。

5機目にはいり先ほどと同じように発砲しようとした。

しかし弾がでない。

うち尽くしたようだ。

そうすると敵が気づき近づいてくる。

すぐに旋回。

逃げようとしたが追ってくる。

すると突然敵が堕ちた

「何とか間にあった!そこの新型機、ちょっとどいてて!」

そういいf-2に似た翼を持つ女性が飛んでいった。

「こら!陣形を乱すな!この目立ちたがり屋め!すみませんね。あの子目立ちたがり屋なもので。」

そういいF-4に似た翼を持つ女性が頭を下げつつ飛んでいった。

「如月君、聞こえるか?君は滑走路に着陸。整備班が行くからその場で待機。現時刻をもって基地防衛をf-2、F-4と交代。」

「はい。分かりました。」

それから滑走路の方向に飛んだ。そうすると途中からあちらが操作してくれた。

着陸後すぐに擬装を解除。

そうして先ほどの部屋に戻った「おかえり、響君。帰るにしてもそのままここに居るにしても今日はここで泊まっていきたまえ。」

「分かりました。それではお言葉に甘えて。」

そういうと手の空いている隊員に部屋に案内された。

それからベッドで寝ころぶとすぐに意識がなくなった。

ただそれだけだったはずなのに...

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