それでもなおスペースの余るというようなこの想い
倉井さとり
一
こんな日は、君のことを考えずにはいられない。
燃えるような恋心は、いつ
君に会えない日々が続いても、今はただ、こうして
あれは冬のことだったよね。
そんな
僕のこれまでの人生は、
僕は正直驚いた。人生の
君は、楽しそうに、恋人と
僕の心臓は
そしてそれは、今も続いてる。トクン、トクン、ドクン。
もう君のこと以外は考えられないよ。
だから僕はスペースを
分かるかな、この、君のためなら、それでもなおスペースの
だけど僕は、
ああ、それでもなおスペースの
ああもう本当に、
君の
だからって
僕は思ったよ。待たなくちゃって。君の愛が、花咲かせるのをね。
君はまだ、自分自身の愛に気がついていなかったんだ。
ベイビーはママを愛しているけれど、それを言葉にできないよね? それと同じさ。
待たなきゃ、君が言葉を口にできるまで。
待たなきゃ、君が
待たなきゃ、君が愛に目覚めるまで。
恋する
正直、待つだけの日々は
恋に
恋の
僕は自分の
僕は知ってる。
見る、見る、じっと見る。
君は見られる、僕に。
僕は見る、君を。
とても
そして
君は言ったね。
「
その
そして僕はこう答えたね。
「2人っきりが恥ずかしいなら、
そして、ついに君も
僕は、体に血がめぐるのを強く感じたよ、こめかみが、
君は、涙さえ浮かべて
『来て、私もう
ああ、君に会えない夜は
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